今日は、「旧陸軍被服支廠倉庫 敷地公開・建物見学会」に行ってきました。
被爆建物の被服支廠は、今までご縁がなく、初めて間近に観ました。
レンガ倉庫4棟が約500m並ぶ姿は圧巻でした
見学会自体は、月に2回ペースで開催されているようですが、
今回はコロナの事も有り、一緒に回る説明は無く、建物説明をスマホで聞けるオーディオガイドが用意されていました。
普段は高いアルミ塀に閉ざされて、敷地内に入ることもできません。
こんな機会でもないと、なかなか近くで見ることができません。
とはいっても今日も内部に入ることはできないので、外からの見学です。
爆風で変形した窓の鉄の扉。
たまたま子供の頃からご近所に住んでいるという男性が、
昔の様子を教えてくれました。
多分私と同年代と思われる男性が子供の頃は、
まだ自由に敷地内や建物内に入って遊んでいたそうで、
業者が倉庫として使ったり、大学の寮として使われていたそうです。
こちらが国の所有の倉庫。
広島大学の寮として使われていて、バルコニーの手すりはその頃に付けられたものではないか。とのこと。
今までお恥ずかしながら被服支廠に行ったこともなかったのですが、
今回実際に見ることができて良かったです。
今被服支廠の存続の問題が起きていますが、
これだけのものを全部残すのが大変な事も想像できました。
でもこれだけのボリュームで残すことができれば、
よりインパクトが有って、リアルに感じることができると思うんですけどね。
何か良い方法は無いでしょうか