19年度、伊勢市内の3小学校(早修、東豊浜、北浜)の水泳事業が民間プールに委託され、学校のプールを閉鎖。そのため夏休みにPTA等が運営するプール開放(自由水泳)が無くなりました。
伊勢市では、全中学校のプールを廃止していますが、次は教育予算の圧縮のため、小学校プールの廃止を狙うようです。小学校のカリキュラムにある水泳授業は民間に移し、プール施設の廃止を始めたのです。20年度予算で民間委託を何校に増やすか注目されます。
猛暑の中、子ども達が、プールが無く水遊びができない環境でいいのでしょうか。オリンピック、とこ若国体(21年、三重県)の掛け声の下で、余りにも貧しいスポーツ環境ではないでしょうか。
教育予算を抑えることの他、猛暑が小学校プールの維持を困難にしています。
酷暑が襲った18年の夏休みは、伊勢市内23小学校全てで、自由水泳(PTA等運営)が中止になりました。19年は8校が中止しています。
いなべ市では19年11月、市長選挙で5選を果たした日沖市長は「児童が屋外で水泳が出来ない猛暑が続いており、屋内に温水プールを建設する」と公約しています。
伊勢市も26年稼働開始の新ごみ処理施設建設に当たって余熱利用の屋内温水プールの建設を要望する声が市民から上がっています。
学校プールを廃止するのではなく、子どもたちにプールがある環境を作っていくことが大切になっています。
写真は伊勢市のホームページにアップされている小学校プールの光景、子ども達への愛があふれるショットです。
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