内容的にはいろいろな見立てがあるかと思われる観光ショーですが、素朴な踊りがご愛嬌かと思われます。
観光客がすんなり参加できちゃう(参加させられる)フレンドリーさで、リラックスタイムになりました。
高雄から西海岸を南下して山を越え、風光明媚な東海岸に出て北上(東海岸は特に平地が少なく、車窓からの眺めは、椰子の木が点在する田んぼや畑ですぐ海というおもしろい景色だ。
台東を過ぎてから三仙台と言う三つの島からなる景勝地があり、錦帯橋もどきの鉄橋で島に渡れる(渚は小石の浜になっていて、その小石のほとんどが麦飯石だった)。
さらにその先には八仙洞と言う名の石器時代の遺跡でもある洞窟群があって、そのうちの霊岩洞を見学したが、浅い洞窟の中には宗教的祭壇がしつらえてある。
さらに北上すると、熱帯と亜熱帯の境界点である北回帰線の標塔が建っていた。
35年前(蒋介石逝去の翌年)は、海岸線の景色を撮影しようとすると監視兵(所々に哨所があった)に止められた。
まだ戒厳令下(1987年まで)だったので、国民は全員身分証を携帯していて、移動にも制限があると言う事だった。
高雄駅にも程近い六合夜市には、観光夜市の看板が立っていて、一部歩行者専用になっているものの、バイクが容赦なく侵入してきた。
想像していたよりスケールも小さく、中国的猥雑さも薄く、チト物足りない感があった。
それにしても、台湾の街にはセブンイレブンをトップにコンビニが多い。
澄清湖は人造湖で、西湖を模した景勝地になっている。
そこにある九曲橋は、魔除け(悪魔は直進しか出来ないらしい)のために上海豫園前の橋のように直角にジグザグした造りになっている。
周りは高級住宅地で、湖の傍には高雄円山大飯店が建っている。
竜虎塔で有名な蓮池潭ではご利益があるということなので、龍の口から入って、お賽銭を入れ、虎の口から出てきた。
高雄は熱帯のようで蒸し暑く、市街を一望できる高台にある寿山公園の夜には少し涼しげな風が通るため、デートスポットになっているようだった。