私の展示室

布や糸の作品、紙の作品、イラストなど、雑多な作品をテーマごとに展示しています。

かぎ針編みの水色グラニーバック(夏用 内袋付き)

2010-09-24 09:41:12 | 編物の作品の部屋
かぎ針編みの水色グラニーバック(夏用 内袋付き)

すっかり忘れていた夏用の水色の糸が見つかったので
欲しかった夏用のグラニーバックを編むことにしました。

糸は、ニッケのコットン50・・綿とアクリルの混紡です
かぎ針は 6/0号
糸の太さから、ネット編み中心のモチーフを選択
・・・細かい編地を選ぶと、重くなったしまうし、地厚になったしまうので
ネット編み中心の柄にしました。
糸が3玉しかないのが、ちょっと,不安かな

テーブルの上に置くと、モチーフ一枚の大きさは、16センチ×16センチ ぐらいかな

作り方は 

① モチーフを2×3の6枚を編みながらつなぐ。
② 2枚の方を口側として、ギャザーを寄せながら細編みを3段、引き抜き1段
③ 脇は、口近くは、平らになるように、下の袋となる方は、キャザーを寄せて、細編み3段引き抜き1段
④ 長編み5目の往復編みで、あとから、伸び止めを兼ねてくさり3目、引き抜き一目でとじていく
⑤ 持ち手をまつりつける
⑥ 鎖編みのループと花のモチーフを、口に部分にとじつけて、止めとする。

今回は、ネット編みが多いモチーフを選択したので、この後が大変
糸が太いのでネットの間が広いので、内袋を付けなくては、なりません
もう、この内袋が難しかった!!

取り敢えず、完成した写真を見てくださいね



糸が太いということは、気をつけて編地を選ばないと完成した作品は・・・重くなる
で、軽くするには・・・ということで今回はネット編みすることで、糸をつかう量を減らすことにしました
と、今度は、そのために中の物が抜け落ちる心配があるので、
内袋が必要になる

内袋を付けることの、どこが難しいというと
糸が重いので、ダレるし,ネット編みは自由に勝手に伸びる(これが,ネット編みの良さなんだけれど)
で、テーブルの上に置いて、寸法を測るのと持ち手を持って,寸法を計るのでは、ぜんぜん違うの
しかも、横方向への伸びも入れたい!!

縦長ゲージを取るときのように。
アイロン台を立てかけて、それにバックを貼りつけて寸法を,計ることにしました。
 口の部分をから、ピンを打ちって、あとは、垂れたまま、そっとあき止まりを横方向に広げてピンを打つ
 
アイロン台と、バックの間に紙を挟みこんで、書き取りました。

お試し用に用意した古シーツに、それを写しとって、お試し内袋を作り
バックに貼ってみました。
やはり、何回かの修正のあとに、内袋の型紙が完成

写真では、分かりにくのですが
糸の色は、明るい薄い灰味の青・・グレーがかった水色ってことです
同じような色の布が欲しかったんですが、微妙な色なので,無理
以前買っておいた布の地色が似た色で,赤いバラの付いた布があったので、使用しました。

内袋は、
最初に口部分と脇の縫い代を三つ折りにして、下部の袋状のところは、袋縫いにしました。
口部とあき止まりまで、まつりつけ、底は軽くところどころ止めました。

ループとビーズ付きの花で、止めを作りました。