時事通信 2月21日(火)3万年前の凍結した実から咲いた花
2月21日、インターネットにつないだらヤフーのホームページのトピックスの欄に載っていた記事が、これでした.
今朝、「とくダネ!」の中で,気象予報士の天達さんも、この話をしていたので、びっくりしました。
せっかくですので、ちょっと,,詳しく
ロシア科学アカデミーがシベリア永久凍土の3万2000~3万年前の地層から、ナデシコ科の植物の実を発掘し解凍、試験管内で培養したところ、発芽して白い花を咲かせることに成功したことが分かったそうです。
咲いた花が、ナデシコ科の「スガワラビランジ」だったそうです。
記事には、花の写真もついていたので、載せてみますね
くわしく読んでみると、より詳しくわかりました。
開花したのはナデシコ科の「スガワラビランジ」。チームは北東シベリアの川岸にある永久凍土を調査し、リスが食料貯蔵用に開けたとみられる穴からスガワラビランジの実を発見。
付近の年間平均気温は氷点下7度で、凍った状態で保存されていたとみられる。実に含まれる放射性炭素による年代測定法で約3万年前のものと判明した。
(天達さん情報によると、その温度は、種が凍ったり、腐ったりしない絶妙な温度だったようです)
・・・なるほどね。・・・リスって、貯蔵庫をつくるのですね。そこに種が何かについて入り込んでいたってことでしょうか?
シベリアの永久凍土で見つかった約3万年前の植物の実から種を取り出し、花を咲かせることに成功したのは、今回初めて!
と言うことは、絶滅した植物の再生や新たな生物資源としての利用が出来て、絶滅した植物の復活させることで、もしかしたら新しい医療品が開発に役立つかもしれないし、進化の過程を解明したりできると期待される。と、いうことなのらしい。
当時はマンモスが繁栄した時代で、シベリア永久凍土からはマンモスの毛が発掘され、付着した細胞のDNAが解読されている。・・・・マンモスも復活できるようになるのでしょうか?
ジュラシック・パークを彷彿させますよね・・・あれは、琥珀封じこめられ昆虫から・・・だったでしょう?
人間の考えられることは,すべて作り出すことは可能である。・・って、こと
スガワラビランジで検索すると、実際に見たことのある方の記事と、写真が載っていました。
http://countryboy.main.jp/hana.sugawara.htm
その方の説明では
シベリア、サハリン、北海道の大雪山系と網走に分布するナデシコ科の多年草。学名は「Silene stenophylla」。
2cmほどの白またはピンク色の花を1~3個つけるのが特徴。
スガワラビランジ(和名なし)
【別名】 トカチビランジ。【科属】 ナデシコ科 マンテマ属。【学名】 S.stenophylla
【分布】 北海道ニペソツ山。 【花期】 7月~8月頃
【コメント】
ニペソツ山のみに咲く。ニペソツ山へはこの花が目当てで登った訳ではなく、たまたま山頂で話をした人に珍しい花があるよと教えてもらった。後で調べたら伝説中の伝説の花だった。ネットで検索しても全く出てこない、当サイトの中でも最もレアで貴重な花である。
時事記事の写真と、サイトの写真の花とは、ずいぶん違うようですが・・・。
スガワラ=菅原・・・日本の方が命名したのかしら ・・・などと、疑問が・・・調べ学習ですね。