私の展示室

布や糸の作品、紙の作品、イラストなど、雑多な作品をテーマごとに展示しています。

軍足人形 ①

2012-04-03 12:52:31 | お人形・編みぐるみ

軍足人形 ①

前回、5月の第8回 東村山手作り小物雑貨市に出店する、お知らせをしました。

一緒に出店して頂くKさんから、「最近、年配の方を中心に抱き人形が流行している」と、聞いたのですが。どうなのでしょうか?

確かに、キルト展のマーケットなどでは、できあがったお人形や人形のキット物が売られていますし、文化人形もセットでも販売されいました。

NHKのおしゃれ工房でも、羊毛を使った文化人形を小さなのアイテム用の飾りとして講習していました

文化人形 とは、戦中から戦後の頃に流行った女の子向けの抱き人形なんです。

大きな丸い目と赤いボンネット(帽子の一種)がかわいい女の子向けのお人形さんです。手の指も足の先もないの。でも、それで十分かわいいの。

 知らない方も多いと思うので、文化人形の写真をさがしてみました。 

50年も前の物になるので、骨董品の扱いになるのでしょうか。。。文化人形

 

これから作ろうとする軍足人形を、随時載せていこうと思っています

コレが軍足です。

Kさんが、インターネットで購入した物を分けて貰いました。

 

今回の軍足には,かかとがついていませんが、かかとがついている軍足があるようです。

糊がついているようですし、靴下の目が詰まるようにと、石けんを使って糊を落としてみました

一回り小さくなりましたが。かなり編み目が詰ったので、たぶんコレで、編み目がほどけにくくなったと思います。

 これから作っていきます

頭と胴・足2本・腕2本をこの軍足で切り取ったのですが、その写真を取り損なってしまいました。

型紙は特にないので、自分の好みで長さを決めるタイプの人形です。

まず切ります

① まず。つま先から、頭と続けて胴と縫い代(2センチ)で、切りました。

② 同じ一本から、腕もとりました。・・・指は。詰まったとはいえ、心配なので親指をなくして腕と手を続けて切り取りりました。

③ もう一本の靴下からは、腕よりもすこし太くなるように、足2本をとりました。・・・文化人形のようにそのままの丸い足先でもいいのですが、

頭と胴

①の頭を胴にわかるように綿をいれます。。。首にしたいと思うところには、綿を少なくしてその所を細かくぐし縫いをして、引き締めて首を作ります。

 綿の入れ口を内側に折って、まつっておきます。・・・外側にまつってしまうと仕上がりが汚い。それで、お尻を見せられません(笑)

足と腕

綿を入れるときに、膝としたい所をぐし縫いから下はしっかりと入れて、上は、綿をすこし入れて、足を折って座れるようにしました。

足首と土踏ふまずを上から下に,糸で縫い止めて作りました。(つま先を丸く縫ったままでも、いいのかな)

まとめ

腕と足の綿の入れ口は、縫い代を内側に折り込んでぬいました。

腕は、見たとおり折り返して胴に縫い止めました。

足は、おなじように、前側につくように胴に縫い付けます。

こんな、形にまとめてみました。

 

おしりが出来ているし。足の太もも部分の綿を少なくしているので・・・。

こんな風にお座りが出来ます。!!

かわいいくなるでしょうか・・・・ぺったんこの頭なのですが

いま、洋服の型紙作りをしています。