身近な植物図鑑(夏編)チチコグサとハハコグサ
林の子さんの写真で知った チチコグサ が家の周辺に、出ていたのです!
以前から、生えていたのは知っていたのですが。。単なる雑草でしたが、名前がわかると、急に愛しくなるから不思議!!
なんか、冬場、葉の裏が白いロゼッタが出ていたので、どんな植物に成長にするか楽しみにしていましたが・・・、花というには、かわいそうなほど貧弱な花がつきました。
他の方々のマクロ写真を見ても、花とはいえないような感じです。
しかも、よくみると、どうもこのあたりでは、2種類生えているようです。
「チチコグサ」とよく似た「ウラジロチチコグサ」のようです。
私の写真では、区別がつきにくのですが。
調べてみると・・上の2種類の他に、紛らわしいものがあるようです。
チチコグサ
葉の上面は深い緑色、裏面は白色で綿毛あり。(6月)
茎頂に茶褐色頭花。花序の下に短い数個の葉をつける
線形で細長く、先端は尖る。根出葉は花の時期にも枯れない。
ウラジロチチコグサ
根出葉はへら状楕円形で先は丸い。表面は緑色で裏面は綿毛が密生して純白に近い。(2月)
根出葉はへら状楕円形、先は丸く、地面に張り付くように広がり踏みつけに強い。(5月)
紫褐色の頭花を密につけ穂状となる。(6月)
チチコグサモドキ
基部から直立。へら状で、両面特に裏側は白く長い綿毛に覆われる。
淡褐色の頭花は上方の葉の腋に団塊状につき、全体が穂のようになる。
見にくかったので画像の縮小の仕方を変えてみました
「ウラジロチチコグサ」
良かったら、林の子さん のブログの「ウラジロチチコグサ」の記事の写真をみてくださいね、分かり易いと思います
こうなると ハハコグサも、見てみたいですよね。
ハハコグサは、以前からよく見ていたような・・・探してみると、偶然一本だけプランターに出ていました。
ハハコグサは
葉はへら形、先は丸みを帯び基部は細くなる。
全体に白い毛でおおわれる。へりは波打つ。
花は茎頂に黄色い頭花を散房状に密生。
ちょっと、ぼけていますが、「ハハコグサ」で、間違えないと思います
フリージアの、咲き終わったものが、目立ってしまっていますし、出始めた「カリヤス」が背後に出ていますので、わかりにくいです。
ピント(四角い枠)をハハコグサにあわせたのですが・・・こんな結果になってしまいました・・花期が短いのか、あっという間になくなってしました。引き抜かれてしまった可能性もありますが・・無くなってしまいましたので、写真は、来年に、期待ですね。
「父」がいたら「母」も一緒のほうがずっといいです。
チチコグサって色々な種類が多いのでやっかいですね。
つい裏側を返して見てしまいますがたいては裏は白い
そうなるとなんでもウラジロチチコグサなのかな~といつも疑問に感じています。
だからいつになっても区別があいまい
ハハコグサは黄色の花だから助かりますね!
ウラジロチチコグサは、林の子さんの今年の6月3日の記事をみて、これだ! と、思いました。
写真の中で、最後の方にある地面からはえている根元の写真は、全くその通りなのです。
最初の根元から、茎が伸びているし
自分の写真では、わかりにくいですね。
なかなか思い通りに撮れなかったので、次回、うまく撮れたら差し替えたいと思います。
そういえば、身近なところでは、ハハコグサは、見かけなくなりました。今回、偶然プランターに一本だけ生えていたの
ラッキーでした。
チチコグサに仲間の区別は、難しいです、花が、あれでしょ・・・ どれが花弁だか額だかしべは?って・・虫眼鏡でも、よくわからなくて・・・・。
ずっと、雑草として引き抜いてばかりいたけれど、名前がわかったとたん、花がこんなだとわかったとたん、愛おしっくなっちゃいました。
でも、やっぱり、生えている場所が・・ね、やっぱり 引き抜かれることに・・残念です。
『雑草じゃやはりいけません、野草と呼びましょう…』と、
須磨離宮公園の化石展で園の藤本さんに言われました。
「花壇に植えられないもの、庭に出て来ると引き抜かれるもの」は、
やはり野草などと言う雅名より、雑草と呼ぶ方が似合っていると思っているのですが。
ハハコグサもチチコグサもやはり野草とは呼びづらい「花」ですね。
それでも、来年に期待…と言われると、きっとまた出て来る事でしょうね。
引き抜かれるとしても。
私の観察地に選んだ駐車場が、除草剤をまかれてすっかり、白く変わってしまった草とむき出しになり荒れ地のようになってしまって、悲しく、心が傷んだのですが
どっこい 雑草は強いぞ!!
見事に復活してくれました。
スベリヒユ メヒシバ オヒシバ エノコログサ・・・あと、名前のわからない植物が次々に芽を出して成長してくれています。
きっと、昨年咲いていた黄色のマツヨイグサも・・・
なんか 小気味良い気分になってしましました。
また、お散歩のわんちゃんたちも、走り回り始めました。