盲目のサウンドデザイナー、ミルコ・メンカッチの幼少期を描く話。
いつも応援して下さる方から、クリスマスにプレゼントにいただいて、今日観ました。
光を失った世界の中で、悲痛な境遇ではなく、人の感性の素晴らしさを気持ちよいくらいに感じさせてくれる作品でした。
音遊びで何度か企画させていただいた「セロ弾きのゴーシュ」を思い出します。
そうそう、紙の音。
ミルコ、ナイス!!なのです。
既存する規律と秩序が、彼らの生きる道と学校の名誉を守ると信じる盲学校のシスターや校長。
神父さまだけが彼の感性を才能と気づきます。
「音」のイマジネーションで繋げたミルコの「音の童話劇」は、断片を聴いているだけで素晴らしい!
まさにわたしがやりたかった「ゴーシュ」です。
ベルグや文学館、学校や施設・・・いい思い出です。
故河野先生はちゃんと「才能」と言ってくれたわ(笑)。
またやりたいなぁ。