山本晴美 ここで愛ましょう

歌語りシンガソングライター 山本晴美のブログ

卒業式

2010-03-01 19:44:00 | ここで愛ましょう
高校の卒業式でした。
今日はそこにいる誰もが「親心」、我が子を見守るあたたかく成長をお祝いする空気。
この学校、やんちゃな生徒がたくさんいます(笑)
高校生活、今日までの道のりが、本人、先生、ご両親にとってたぶん、平ではなかったことと察します。

だからこそ、かわいくて愛おしくて、心配と巣立ちを見守る不安とこれからの人生への期待が混ざった「先生」の想いが伝わる卒業式。
そして2日間の卒業のうたの取り組みでした。
まさしく先生というより親心。
昨日は体育館に響きわたる声には少し足りず・・・よく言えば、厳かな歌声。
今朝は本番、どうかうまくいきますようにと祈るばかり。


そして...

厳粛で感謝や旅立ちにふさわしい素晴らしい式典でした。
お祝いの言葉、送辞、答辞・・・美しい日本の言葉でお互いの気持ちを送ります。

国歌、蛍の光・・・
校歌・・・いままでに聞いた事のない、それぞれの高校生活の想いのこもった声で体育館は揺れました。
想像を超え、まるでドラマの演出のように最後の校歌をうたいあげます。
ピアノを弾きながら泣けました。
先生方の愛をちゃんと受け止めている生徒たちがかっこいいし、うれしい。
歌い終わり、どこからともなく拍手がわきました。
卒業式の校歌で拍手ははじめての体験です。

生徒も先生も泣きました。
体育館にいるみんなが同じ気持ちになって卒業をお祝いできた事。
案外、当たり前は難しいことです。

自分を高めることを最後に示してくれた先輩たちを目の当たりに、在校生も感じることの多い感動の卒業式だったと思います。

卒業おめでとう。
この高校から実社会にデビューする人は多いです。
いつかこの学び舎が自身をどれほどあたたかく包んでいてくれたことか気づくでしょう。
そんな時こそ、校訓で学んだ勤労愛を思い出し精進して下さい。
誠実で夢のある人生を歩んで下さい。

心があらわれたりほっとしたり、しばし何もしたくない気分です。
・・・が、そうもゆかず。

アトリエのレッスンの最後の時間を終え、今からイワケンが創った豊岡小へのオリジナル曲の採譜。
明日は御坂の小学校だよ。
わたしもがんばります!

コメント
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