山本晴美 ここで愛ましょう

歌語りシンガソングライター 山本晴美のブログ

おばぁちゃん

2010-06-20 22:02:00 | 歌語り
毎日ネタ尽きず・・・。
これで教室のこと書いたら大変なことになってしまうよ。

「おばぁちゃんの手紙」の主人公とき子おばぁちゃんから「びわ」が届きました!
こだわりのある極上ものです。

「びわ」って言うのが優しくていいよね。
会いたくなりました!
会ってきました!
お正月以来かな、ずいぶんご無沙汰しちゃいました。
元気なことは風の便りで聞いていたけれどね。
 
     
       

あれぇ、前に会った時よりお若いような。。
そろそろ97歳か98歳のはずよ。。

「さぁて、ねえさんは誰だったかな・・・」

がはは・・・こんな会話からスタート。
二人で謎解きをしているようでした。

「すっかり忘れん坊になってな・・・」

介護用のいいベッドを入れてもらったこと、うちにはこんないい写真があるんだ・・・って。
自分で額に入れたらしい。
自分の写真に囲まれまんざらでもない様子でした。

「なぜ写真があるかって・・・わすれちまったぁ~。」

うんうん、、それでもいい・・・ね。


       

タカタカと背中まるめて歩く小さな姿に、うちの母より足が丈夫だと驚きました。

「また来るね。」
「また来てください。」



さて、わたしもがんばるか。
来週はいよいよ69回目の歌語りです。


コメント (2)
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チニタ工房

2010-06-19 00:08:00 | ここで愛ましょう
チニタって北海道の言葉で「夢」っていうらしい。
非戦の想像力のお仲間の明野の浅原さんの工房とご自宅へ、うかがいました。
ご主人は木工作家&サラリーマン。
お二人がそれぞれ自分の場所を持っておられ、なおかつ、ご自宅は少しずつ手をいれられ、おうちがお二人の作品でギャラリーです。

浅原さんのアトリエも工房の写真もいきなり撮るのも失礼かとおもい撮らなかったけれど、、素敵なんですよ!
好きな物だけに囲まれて暮らしていて、オリジナルな一品物ばかり。

お部屋のサイズに合う大きさの薪ストーブはそのために二人で壁を取り払う作業からはじまったとか・・・。
北海道生まれの浅原さんの薪ストーブプロデュースで我がアトリエにもいよいよ・・・かな。
いろいろな工夫が暮らしを心地よくしていました。

    
       

知らなかったけれど・・・
ご夫婦お揃いで、いい感じのノンベ(笑)

大人っ!って感じよ。
ワインのみながら食事の支度したり、気取ってないの。
話ははずむし、帰るタイミングがつかめないのですね。
二人ともおもしろ素敵です。

       

力をいれず生きるってキャリアが必要だね。
明野の素敵なお友達・・・カッコいいんだ。



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学園祭

2010-06-18 22:56:00 | ここで愛ましょう
Rinが学園祭デビューです。
女の子だけのバンドでキーボードとボーカルでした。
アニソンっていうのを最近知ったけれど、いやぁ・・・元気です。。
みんなカッコよかったよkirakira2

しかし・・・いい機材使ってました。
楽器もみんなそれなりで、、、お見逸れいたしました。

その後、合唱部の助っ人でコンサートがあるそうで、そちらを参観。
みんなひたむきでかわいいかったです。



      

校舎を移動中、階段で「あっ!」と声をかけてくれたアイス売りの1年生。
広島で一緒だった学年でした。
よく覚えていてくれたもんです。
うれしくて、アイスを1本、20円でした。



      


さらに・・・正面玄関にて。
よく気づいてくれたなぁ・・・と思うのですが、またまたアイス売りのアンパンマンとメガホンボーイ・・・

「あっ、harumiだ!」
「やまもとはるみ、御来校で~す!!」


「や、や・・・やめろ(小さな声で)」
ヒロシマを歌いだすみんな。。
うろたえるのも大人げないと思い、アンパンマンから20円のアイス8本入り一袋を買い、みんなで食べました。


      

ロータリーではクラス企画のお店があり、売り子さんたちが元気よく声をかけていました。
校舎内でも様々な企画が展開され生徒は自由に学園祭を楽しんでいます。
昨日は参観出来なかったけれど、県民文化ホールでのパフォーマンスも迫力あり好評であったようです。

      

今しか出来ないこと
メリハリある学校生活を楽しんでほしいなぁ~ symbol7      



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御坂東小学校

2010-06-17 16:52:00 | ここで愛ましょう
今年度もお声掛けいただき、ありがとうございます!
御坂東小学校の合唱ワークは奇跡のまさかの驚きの7年目に突入です。
しあわせ者です。

15年の暮れ、NHKのMJのテレビ生中継を観て連絡下さった先生がおられて、その年からのお付き合い、たっ~くさん想い出があります。

ついこの3月の卒業式の取り組みだって、胸が熱くなるし、直後にいただいた音楽担当の先生からの手紙は手帳にずっとはさんであるし・・・。
1/2成人式で「君へ」をうたわせてもらい、そのまま職員室でアカペラ・・・そこがはじまりの笛吹市のライブもたくさん広げていただき。。。
おばぁちゃんの手紙も開催していただきました。
それぞれの年の音楽会、卒業生の合唱・・・書ききれません。
校長先生も5人目。。
職員室でいただく給食も、先生方と同じように席を用意していただき・・・
毎年、一番早く採用の連絡をいただき、それも感激です!

あ・・・

はじまりなのに、終わりのような文になってきてしまった。。

今年は学校の歴史を感じる歌声に出会ったからかな。
とてもすばらしいのですよ!!!
子どもたち。

        

10月には石和スコレーのステージで合唱発表があります。
子どもたちが少なくなった東小は3、4年生が参加します。
ぶるぶる震えるくらい、、
ぞくぞくするような、、
楽しみです。

歴代音楽を担当して下さった先生方のおかげです。
そして愛情いっぱい!担任の先生方、今年もよろしくお願いします。


        

かわいいでしょ・・・でんでんパン。
お豆のスープ。
おいしかったです、ごちそうさまでした。

御坂道は私の合唱ワークの道標。



季節の風が時を確かめるように
ほほを撫でてゆく
 
この道は・・・ 
        「道」詞・曲harumi


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ろう学校ライブ

2010-06-16 08:53:00 | 歌語り
「山本先生の声が聞こえました」
子どもたちから最高の賛辞をいただきました。

涙と愛にあふれた、ろう学校でのライブでした。

子どもたちにとっても、聞こう、わかろうと集中しないと何も伝わらない、私も全身全霊、声だけでは足りないそんなライブでした。
「字幕も手話通訳もつけません、音楽ライブとして子どもたちに伝えて下さい。
テーマは「いのち」です。」
担当の先生のお考えの意図や潔さ、子どもたちへの愛情、このライブの準備の原動力となりました。


      

県立ろう学校は幼、小、中、高等部までの聞こえにハンディのある子どもたちが通っています。
今日のライブは中等部だけの予定でしたが、小4年生の3人も参加してくれました。
真夏を思わせるような暑さでしたが、用意していただいたライブスペースは空調を整えていただき・・・にもかかわらず、緊張や不安で落ち着かない私は準備の手順が悪く、右往左往。
      
      

字幕はないにしても、ガイドは必要です。
聞こえがないことを想像し、何度も検討しやっと今日に間に合いました。
でも文字の大きさが実際のスクリーンでは読みにくく、直前リハーサルで変更。

映像、音響、SE、忘れ物もありその対策も・・・オペレーターは誠さんひとりです。
はじめてのヘッドセッドマイク、トラブルがありませんように。。
連日の作業でお疲れの誠さん、集中力Maxだった事と思います。

    
      

子どもたちの聞こうとする気持ちは素晴らしく、姿勢もくずれません。
私はいつもより口元を意識し、ゆっくりはっきり・・・歌語りの1/3で疲れを感じます。
でも、物語の中にはいっていく自分は途切れる事なく、そして早くも涙してくれる子どもたちに引っ張られるように、話は進み、歌こそ語りのように届いたように感じました。
     
      

ヘッドセットマイクは存在を忘れるくらい、よい効果があったと思います。
マイクから解放され、口とマイク距離が安定するため目配りもひとつなくなり、表現もしやすい。
これは発見です!
音質も思っていた以上に違和感ありませんでした。

    
      
「おばぁちゃんの手紙」後のフリートークでは子どもたちが、感想を話してくれました。
全部は聞き取れない分、理解は難しいけれど、これは聞こえがあっても同じかもしれません。
それにしても、自分の気持ちを一生懸命伝えてくれるその姿が立派で、また涙が出ちゃいます。


      

愛されている事を彼らはちゃんと知っています。
素直でまじめでひたむきな子どもたち。

最後の「君へ」は、ひとりひとりの心とキャッチボールです。
わたしもしあわせな気持ちで満たされました。

偶然、六斎ライブに来て下さっていた先生がおられて声をかけてくださいました。
こんな再会もとてもうれしい。

「いのち」
「愛」

愛すること
愛されること

こんな感情が自然にここには漂っていて、いのちの鼓動とともに確かめ合ったような気がしました。
平和というキーワードの本質を見たようです。
これからの人生をこんなライブを続けていかれたらどんなにしあわせな事か・・・。

みんなに出会えてよかったです。
企画して下さったT先生に感謝します。

私ひとりじゃ出来ないライブでした。
誠さん、映像&ベストサポートありがとう。

完全燃焼。



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