うたかた花詩の「思季色を綴る覚書き」

   長野県の四季の様子を思いつくままに雑多に綴る自由ノートです。

ミズオトギリ

2020-09-16 | みんなの花図鑑

このミズオトギリも花期が終盤になっていて、実が出来始めたものが多く見られました。1cmくらいの小さな花ですが、ピンク色の5弁花とその中に入る縦の赤い筋、9つの黄色い葯に緑色の膨らんだ子房、花の根元に見えるオレンジ色など可愛らしく感じる要素が詰まっているような気がします。ミズオトギリは午後に咲く1日花になります。

(撮影日 2020/9/3)


ヒメシロネ

2020-09-16 | みんなの花図鑑

シロネよりも葉の幅が狭くなるヒメシロネです。輪生する小さな白い花には紫色の斑がぽつぽつと見られ、多段に付く花姿は同じシソ科のクルマバナやハッカ、メハジキなどと似た雰囲気があります。4稜ある四角い茎は思いのほかしっかりしていて、地面に刺さっているような立ち姿をしています。

(撮影日 2020/9/3)


サワギキョウ

2020-09-16 | みんなの花図鑑

花期も終盤になっていて、遅咲きのものがぽつぽつと咲いていました。鎌首をもたげているように見える合着したしべは、裂けた花冠の形と相まって水鳥の首のようにも見えます。花の大きさは大分違いますが、形は同じキキョウ科ミゾカクシ属のミゾカクシによく似ています。

(撮影日 2020/9/3)