僕の感性

詩、映画、古書、薀蓄などを感性の赴くまま紹介します。

岡本真夜 - TOMORROW & FOREVER

2017-04-15 12:14:32 | 音楽
岡本真夜 - TOMORROW & FOREVER


「♪涙の数だけ強くなれるよ アスファルトに咲く 花のように・・・」。
この曲は、阪神・淡路大震災から4か月後に発表されたもので、多くの被災者に
生きる勇気を与え、累計200万枚のヒットを記録した。
東日本大震災を経験した人たちのこころの慰めにもなった。

実際のところ人生は楽しいことより辛いことの方が何倍も多いことを知っている。
ただ辛い中のほんの一瞬のささやかな幸せに喜びを噛みしめるのも事実。

ましてや、つらい体験をなさった人々は、普通に平凡ながら健康に生きることを
切望し、わずかな喜びにも至福を感じる。


岡本真夜は積極的に支援ライブを行い、被災者の心を慰め続けた。

「辛いことがあっても、目をそらさずに現実と向き合っていれば、必ず君に新しい明日が来る」
と言っている。

もともと失恋した友人を励ますための曲だったが、大勢の人を安堵させる心地よい歌声と
明るく励ます詞が感動を呼び、大ヒットを記録したというわけだ。

「涙の数だけ強くなれるよ」と「涙の数」が歌詞に頻繁に登場する。

これは、家族の大反対を押し切って、歌手になることを決意し、故郷の高知県から
上京した岡本に、ただ一人、あたたかいまなざしをむけて応援してくれた祖父から
「涙があるのが人生だよ」
と書かれた手紙が届いたことをヒントに作詞したからなのだ。



岡本は二人の女性のために
「この星空の彼方」という曲も作っている。

井上陽水 コンサート good luck!

2017-04-09 23:25:04 | 音楽
わたしゃ井上陽水が好きだ😍



山銀ホールで陽水のコンサートがあった。






懐かしい曲とノリノリの曲と相乗効果で心に染みいっていく。

トークも面白い!
博多での浪人時代、船荷を積むアルバイトをやったそうだ。手配師が希望者の日雇い人夫をトラックに乗せて港に連れていくんだよと娘に説明したら、当時妊娠中だったらしく、「妊婦さんをジムに連れていくの?」と
訳のわからない返答をされたらしい。

また、孫娘に
「昔はウォシュレットなんかなかったんだよ」と
説明したら、
「葉っぱで拭いたの?」と言われたそうだ😄

歌の合間に頻繁にはなをかむところや、眉毛が上下するのが楽しい😂

ただ68歳の齢(よわい)を重ねてきたのに声の張りがすごく、パワーももの凄い!

アンコールで歌った「夢の中へ」と「夏の終わりのハーモニー」にとっても魅了された。

パンフレットなど購入し、🉐漁業部でご飯を食べて
帰途につく。













ビートルズのレコード

2017-02-09 18:20:59 | 音楽
ビートルズのレコードを購入してしまった。




















井上陽水はビートルズに狂って、九州歯科大学を三度落ちたのは有名な話だが、僕の感性も
中学の時ビートルズにどっぷりはまって、危うく高校受験に失敗しそうになった。

赤盤・青盤を聴きまくって、「ビートルズよ永遠に」というラジオ番組に釘付けになっていた。

いまでもM中学の放課後、校庭に流れるLET IT BEが耳に残ってリフレインしている。


オールナイトニッポンコンサート 伊勢正三/イルカ

2017-01-07 22:19:44 | 音楽

本日やまぎんホールに伊勢正三とイルカを聴きに行きました。超満員でございました。


入場するやいなや伊勢正三の45周年記念の4枚組ALL TIME BESUT~Then & Nowを購入しました。

ポスターとステッカーが附いておりました。



イルカは還暦を過ぎているのに、いつまでも可愛い乙女という風貌でしたね。

正やんは昔からニヒルで今が年相応かなー 小室等から「君は僕に似てるね~」と言われていたそうです。

曲はやっぱり僕にとっても

昔の懐かしい曲が好ましく思いました。イルカの曲では「雨の物語」、「サラダの国から来た娘」、「海岸通」そしてもちろん
「なごり雪」が素敵でした。

正やんの曲では、「あいつ」、「あの唄はもう唄わないのですか」、「ささやかなこの人生」、そして「22才の別れ」が、いかしてましたね。

イルカは20代のころオールナイトニッポンのパーソナリティをやっていて
ある中学生から何枚もの便せんに書かれた手紙をもらったそうです。

その手紙にはこう書かれていました。

「僕は自分が大嫌いです。学校もさぼって休むし万引きしたことがあるし、友達も一人もいません。だから自分などいなければと思うのです。」


そうしたためられた手紙の返事にイルカはなんて書いたらよいか迷いました。

でもおもいきって歌にしたのです。

風にのせて

見知らぬ街の

あの少年に、とどけておくれ

この言葉を・・・・。

風にゆれる花を

「きれいな」とあの人は言った。

ぼくは、今まで何も気づかなかった

風にゆれている花が

君には、見えますか?

見ようとしなければ、何も見えはしないのです


急ぎ足で通り過ぎて

行くなんて
君にも知って欲しいな

心のとびらをあけて


君に聞こえますか?

ぼくのこの声が

いつまでも、うつむいていないで

顔を上げてごらん

風にゆれている花が

そこに見えるはず


今すぐ届けてあげたいな

あの人からもらったほほえみを君にも

風にのせて


とても悲しいことがあった時、つらい時

誰でも他の人からほほえみをもらうものです

そして自分もほほえむことが出来るようになるのです

だから今度は君にも、ほほえみをあげたい




イルカはこんな歌を作って、その歌詞を少年に贈りました。

その中学生の少年は、しばらくしてイルカに返事を送ったそうです。

「僕は最近サッカーのクラブに入りました。そうしたら友達が一人できました!お返事ありがとうございました。」


このエピソードをイルカから聞いて、そのあと歌った「風にのせて」の曲を聴きながら
不覚にも涙が頬をつたっていきました。

某忘年会INグランドホテル

2016-12-08 17:50:01 | 音楽
昨日、ある会の忘年会に参加したのだが

グランドホテルでの懇親会の中に
「タブレット純」のショーと東京ボーイズの仲八郎のショーが組まれていた。

タブレット純?
よくわからない



姿かたちから、おねえ系かなと思ったが、38歳とは思えぬほど
昔の曲を良く知っている。

「青い山脈」や「高校三年生」やらを歌った。

声がよく通り、とてもうまい!

三輪明宏の「ヨイトマケの唄」も本人に歌声がそっくり。
永六輔や吉田照美の声真似も似ている。


そうそう、ギターを弾きながら昔習った算数の問題を出題していた。

一郎二郎の兄弟で山へキノコ採りに出かけた。
一郎と二郎がキノコを採った数の比は7:3である。けれどあわてんぼうの

一郎は採ったキノコを道の途中で7個落とし、二郎は途中で6個拾った。
それで最終的にそれぞれが持っているキノコの比率が4:3になったのだが
最初、一郎が採ったキノコはいくつか?

「こんなのわかるかー ていうか兄のものを盗った二郎って人としてどうよ!」
と怒っていた。

答え

最初一郎は7xのキノコ、二郎は3xのキノコを持っていた。家に帰ると一郎は7x-7持っている。二郎は3x+6持っているよね。最終的に4:3の比率になったので、計算式に当てはめると7x-7:3x+6=4:3 a:b=c:dはad=bcなので、21x-21=12x+24 9x=45 x=5 よって最初に一郎が採ったキノコの数は7x5で35個となる。

とっても面倒くさいよね。
疲れたので仲さんのネタのことは割愛することにする。

玉置浩二 CONCERT TOUR 2016

2016-11-11 21:40:00 | 音楽
10日木曜日は天童市文化会館で玉置浩二のライブが行われました。

当日の立ち見客もいっぱいで、彼の人気度がわかります。

真っ白い髪の紳士が声量いっぱいで歌う歌声は、深~く心に響きます。


普通のアーティストはみなやるのですが、
とにかく語りは一切なしで、前半7曲、後半6曲をノンストップで歌い切りました。

ラスト3曲では、観客は皆さん立ちっぱなして手拍子を打ち続けます。

40代、50代のおじさんおばさんたちがノリノリです。

ラスト2曲、「田園」と「メロディ」は素敵でした!

特に「メロディ」は、みなさんしみじみと心に染み入っていた様子でした。
58歳の懸命に歌う姿に、めいっぱい感動を覚えるひとときでありました。


安全地帯のベストと2015年の旭川市でのライブCDを購入して帰途につきました。

来生たかお ライブinテルサ

2016-10-11 21:49:15 | 音楽
♪美しい女



10月10日はテルサに来生たかおを聴きに行きました🎵

岡村孝子に提供した「はぐれそうな天使」や中森明菜の「スローモーション」など
ご機嫌な曲がいっぱいでノスタルジックな気分が心に刻まれます。

薬師丸ひろ子の「セーラー服と機関銃」よりも、彼の「夢の途中」に魅せられます。

「Goodbye Day」そして冒頭の「美しい女」も懐かしく、しみじみと聴き入りました。

彼は、東京の西部池袋沿線の団地で幼い頃を過ごしました。

15時過ぎにきまっておでん屋さんの屋台がやってくる・・・そして来生家では
必ずひとつ5円の「ちくわぶ」を3本買って食べたんだそうです。

彼は山形市片谷地のお嫁さんを貰いました。

結婚当初、2番目のお姉さんの家でカレーを御馳走になりました。
そのときテーブルの中央にカレーと一緒に「おでん」の鍋が置かれ
不思議な組み合わせだとは感じたが、とても相性が合うと再認識したそうな。

今でも来生たかおさんの家ではカレーとおでんが定番で
特に「ちくわぶ」は必ず多く入れる愛する具材なのだそうです。

高級な食材を好まず、ありきたりの素朴な食べ物を愛する彼は
素敵な歌にも表れ、決して驕らない立派な人間性に滲み出ています。

会場で買ったCD「夢のあとさき」と入場券


1983年に買ったシングルレコード「無口な彼」