僕の感性

詩、映画、古書、薀蓄などを感性の赴くまま紹介します。

アララギ

2015-11-25 17:57:29 | 文学
アララギ派といえば、正岡子規の「歌よみに与ふる書」の内容に賛同する伊藤佐千夫らを中心に
斎藤茂吉や島木赤彦、ら根岸短歌会が創刊した機関紙です。

正岡子規は、人物よりも自然風景に重きを置いた人で、古今集の紀貫之らの奇を衒った作品を非難し、
写実的な万葉集に代表する作風が大事だと説きました。

彼ら「アララギ派」という「アララギ」とは、イチイの別称なのです。



イチイは20メートルほどの高木になりますが、その変種「伽羅木」は0.5~2mの低木で
根元から多くの枝が分かれて横に広がる種です。
幼いころ「伽羅木」が庭にあって、秋にかわいらしい赤い実をつけ、その甘い実をよく食べていました。


ただ赤い実の中の種子はとてつもなく苦く、有毒のアルカロイドのタキシンが含まれるので
誤って飲み込むと危険なのです。

話は前後しますが、アララギそしてイチイともいうこの植物には薬用にされる部分もあり、
特に樹皮には、タキサン系の抗がん物質が含まれていて多くの人に役に立っています。

伽羅木の赤い実に惹きつけられた幼いころの自分を想いながら書きました。

三和油脂 こめ油

2015-11-25 17:47:04 | 食べ物


たけしの健康エンターテイメント みんなの家庭の医学でこめ油が取り上げられてから
物凄い勢いで売れているのが天童市、三和油脂で作られている「みづほ こめ油」です。

三和油脂さんでは作っても作っても売れ続けている状態で、お客様に納品を待ってもらっている状態だそうです。
なぜなら、最近の日本人のコメ離れの影響で、精米量が少ないため、東日本全体でもぬか
なかなか集まらないのだそうです。

そこであえて皆様に言いたい!

もっとお米を食べましょう!

石臼館 創業祭

2015-11-04 18:01:08 | 食べ物
3日文化の日、鈴木製粉さんの創業祭にお招きいただきました。




紅葉も綺麗で天気もまずまず、出羽かおりの新そばをご馳走になりました。

温かい「なめこ蕎麦」


ざるそば


最初そばつゆにつけずに、そばの香りを味わい

そのあと薬味のネギを入れて食べます。

つるつると喉越しがよく最高の味わいでした。