僕の感性

詩、映画、古書、薀蓄などを感性の赴くまま紹介します。

平素は格別のご高配を賜り

2016-10-26 13:59:18 | ことば
「平素は格別のご高配を賜り・・・」といういい方は、日常のあいさつでの常套文句だ。

「普段から特別に心配りを頂きまして」という意味になる。

商売人が使うことが多いので、知っていて損はない言い回しだろう。

同じような意味で違う言い方もある。

「いつもご愛顧を賜りまして厚く御礼申し上げます。」や

「常々ひとかたならぬご贔屓に預かり深く感謝いたします。」などである。

昔々のお話

2016-10-25 17:46:16 | たわごと


とある方から聞いた話

昔北山形駅の近く宮町に「ムーラン劇場」という歓楽場があった。


その建物を建てる時、奥州山口の親分の弟子が銀行に200万円の融資をお願いした。
協議の結果OKが出て、見事に「ムーラン劇場」はオープンに至ったのだ。

当時の銀行はそのような関係の方でも融資ができる緩い時代であった。

だから銀行の方々は、飲み屋に招待されたり、県民会館の○○ショーに無料で入れたりしたわけである。

なんとものんびりとした時代を経てきたのだなー

幸新館で舌鼓

2016-10-18 17:40:11 | 食べ物
10月16日日曜日は、高畠の幸新館に食事に行きました~


な、なんと松茸尽くしです。

最初に秘伝豆の豆腐と菊と松茸のお浸し


感想は割愛します。


土瓶蒸し


酒蒸し


アケビの皮の詰め物



天婦羅


焼き松茸


芋煮


松茸ご飯



デザート



満足いたしました!


近くでクラシックカーレヴューIN 高畠と銘打ったクラシックカー祭りが開催されていました。

それはそれは往年の名車がズラリ、みなさん固唾をのんで各車に釘付けでした。
























札幌から最高時速60キロで走ってきたキャンピングカー仕様の三輪車






それはそれは見ごたえがございました。










来生たかお ライブinテルサ

2016-10-11 21:49:15 | 音楽
♪美しい女



10月10日はテルサに来生たかおを聴きに行きました🎵

岡村孝子に提供した「はぐれそうな天使」や中森明菜の「スローモーション」など
ご機嫌な曲がいっぱいでノスタルジックな気分が心に刻まれます。

薬師丸ひろ子の「セーラー服と機関銃」よりも、彼の「夢の途中」に魅せられます。

「Goodbye Day」そして冒頭の「美しい女」も懐かしく、しみじみと聴き入りました。

彼は、東京の西部池袋沿線の団地で幼い頃を過ごしました。

15時過ぎにきまっておでん屋さんの屋台がやってくる・・・そして来生家では
必ずひとつ5円の「ちくわぶ」を3本買って食べたんだそうです。

彼は山形市片谷地のお嫁さんを貰いました。

結婚当初、2番目のお姉さんの家でカレーを御馳走になりました。
そのときテーブルの中央にカレーと一緒に「おでん」の鍋が置かれ
不思議な組み合わせだとは感じたが、とても相性が合うと再認識したそうな。

今でも来生たかおさんの家ではカレーとおでんが定番で
特に「ちくわぶ」は必ず多く入れる愛する具材なのだそうです。

高級な食材を好まず、ありきたりの素朴な食べ物を愛する彼は
素敵な歌にも表れ、決して驕らない立派な人間性に滲み出ています。

会場で買ったCD「夢のあとさき」と入場券


1983年に買ったシングルレコード「無口な彼」

ランテルナ ロッサ (RANTERNA ROSSA)

2016-10-06 12:28:09 | 食べ物

去る9月30日金曜日、19時に七日町のRANTERNA ROSSAに食事に行った。


9月にオープンしたイタリアンである。

中は団体客でいっぱいであった。

生ビールで乾杯!

最初にベビーリーフ中心のサラダが運ばれ

程よい塩加減で口を潤した。

次にピクルスを頬張り

野菜の一粒一粒の個性を味わった。

ハムとサラミの盛り合わせを堪能し


4種類の異なるチーズを味わった。

青かびを埋め込んだ「フルム・ダンベール」、白カビタイプの「ブリー・ド・モー」、ウォッシュタイプの「エポワス」、ハードタイプの
「コンテ」。

「コンテ」がナッツの味わいがあり食べやすい気がした。

「ブリー・ド・モー」は1814年のウイーン会議で第一位をとったチーズで、上品さに特徴がある。

ウォッシュタイプはやや独特の香りや癖があり、好みがわかれるところだろう。

ここで白ワインの辛口シャブリをオーダーした。

炭火で焼いたエビが運ばれてくる。

とても香ばしく身も厚めで満足のいくものだった。

次に来たトリッパのトマト煮込みは絶品であった。

クリーミーで豊潤で第二胃の「ハチノス」のほかに第四胃である「ギアラ」も使われていた。

カラスミパスタと「ナスとトマトのパスタ」を食した。



特にカラスミパスタが魚介系の旨みがたっぷりだった。

デザートをそれぞれ食べて

あー満足だった。

ランテルナ ロッサとは赤ちょうちんという意味らしい。

心の中で時折ほのかに灯る赤いランプ・・・いつまでも追慕してやまない安寧の地、是非おとなうべし!