次の資料は、ハンムラビ法典の条文の抜粋である。
1条 人がもし他人を死刑に値するとして告訴し、もしもこれを立証し得ないときは
告訴人は( ① )。
21条 家屋に押し入った者があるときは、人々はその押し入った個所の前で彼を殺し、彼を埋めよ。
138条 子を産まない妻を離縁しようとする者は( ② )。
195条 子がその父を打ったときは、その手を切られる。
196条 他人の目をつぶした者はその目をつぶされる。
199条 他人の( ③ )の目をつぶしたり骨を折ったりした者は、その
( ③ )の値の半分を支払えばそれでよい。
1. ハンムラビ法典を定めたハンムラビは、紀元前18世紀ごろの古代メソポタミアの王である。何という国の王だったか?
2. 条文中の①に当てはまるものを次の(1)~(3)から選んで記号で答えなさい。
(1)死刑に処せられる (2)懲役に処せられる (3)相手に謝ればよい
3. 条文中の②に当てはまるものを次の(1)~(3)から選んで記号で答えなさい。
(1)自由に離婚できる
(2)彼女の花嫁代の総額の銀を与えれば離婚できる
(3)相手が拒否したら離婚できない
4. 196条は、旧約聖書と新約聖書の福音書にある語句のもとになったものである。この語句とは何か?
5.条文中の③に当てはまる言葉を書きなさい。
6.ハンムラビに法典を授与したのはシャマシュという神であるが、これは何の神か?
次の(1)~(3)から選んで記号で答えなさい。
(1)全知全能の神 (2)ぶどうと酒の神 (3)太陽と正義の神
7.ハンムラビ法典は何を目的としたものか?
次の(1)~(3)から選んで記号で答えなさい。
(1)復讐 (2)報復の防止 (3)戦争の勝利
答え
1. バビロニア
2. (1)
3.(2)
4.目には目を、歯には歯を
5.奴隷
6.(3)
7.(2)