今年も5月の薫風は、僕を山菜採りにいざなう。
山菜か~・・・買えばたかがしれているけれど・・・
たかが山菜、されど山菜、お金にかえられない魅力がある。
敢えて表現すれば、山の恵みをおすそ分けしてもらうということかな~
5月10日、Kさんと蔵王の芳刈牧場から坊平にかけての山で
山菜採りに興じた。
時よりお鷹ぽっぽを作れるような見事なコシアブラの木に遭遇する。
1時間ぐらい歩き、籠半分ぐらいの「コシアブラ」と「タラの芽」を採ることができた。
朝食を摂っていなかったので、ちょっと早めの食事を芳刈林道の橋のたもとですることにした。
川が流れている。
空気が澄んでいる。 素敵な場所だ。
今年もインスタントラーメン・・・こごみ入り
妻が作ったおにぎりと一緒にご馳走になった。
今年は思いのほか体感温度が低い。
セーターやジャンバーを常備したいと思った。
場所を上山の古屋敷に移して、今度はアイコ(ミヤマイラクサ)を摘んだ。
杉林の斜面に棘棘のそれは今年も僕らを待っていた。
強風で杉の木同士でぶつかり合い、しなりながら「ごーんごーん」と唸りを立てる。
倒れたらひとたまりもないので、早めにきりあげた。
萱滝に立ち寄って少しウルイをとった。
家に帰って収穫物を広げる。
アイコ(ミヤマイラクサ)
コシアブラ
タラの芽
クレソン
アケビの芽
ワラビ
ウルイ
それでもって夕飯はアケビの芽のわさびマヨネーズ
天麩羅(タラの芽、コシアブラ)

アイコとニシンの煮物
いつものごとく春は腹が張ることになるのである。