僕の感性

詩、映画、古書、薀蓄などを感性の赴くまま紹介します。

釜の越桜

2013-04-29 21:12:05 | 
白鷹町に行って、有名な「釜の越桜」を拝んできました。



樹齢800年のエドヒガンの巨木です。

残雪の長井葉山を従えてよい眺めです。

「釜の越桜」の北側にある紅色の濃い勝弥桜は、樹齢70年で釜の越の子供です。











歩いてすぐの「薬師桜」も綺麗でした。


道端に「イチゲ」を見つけました。







あゆ茶屋に車で移動して「山菜汁」や「味噌豆腐」や「鮎めし」をいただきました。
鯉のぼりも春風を受けて悠々と泳いでおりましたよ。


枝垂れ桜もいいですね~





好天に恵まれた良い一日でした!

ソメイヨシノとオオヤマザクラ

2013-04-19 11:00:58 | 
山形にもようやく桜が綺麗に咲いてきた。

万葉の時代には梅が愛でられ、古今・新古今の時代には桜が人々に愛されてきた。

桜といえばソメイヨシノを指し、あまりにも有名なその桜の祖先がどんな桜か侃侃諤諤議論されてきた。

自然交雑で誕生したか、接ぎ木などの人工栽培で発生したか明瞭な結論は出されていないが
オオシマザクラとエドヒガンの交配でできたものがソメイヨシノであるという説がほぼ定説になっている。

近所のソメイヨシノを撮影した。



















コブシの花も咲いていた。





昨日撮影したオオヤマザクラだと思うがちょっと自信がない。












私はソメイヨシノよりこちらの桜のほうが好きである。

4月13日と14日の夕食

2013-04-13 21:35:15 | 食べ物
昨日13日の夕食。


トマトとズワイガニのスープ


ホッケ


と串カツと五月菜と沢庵とはえぬきのご飯です。
ホッケは頭近くの部位が美味しく、特に目玉が最高です!


本日14日の夕食。


旬の筍と豚肉の煮物はすこぶる旨しです。


筍の味噌汁


トマトと胡瓜のサラダ


鰈の煮付け


デザートは恵のヨーグルトでした。
満腹です。

飛竜頭と蚕豆

2013-04-11 20:39:54 | 食べ物
今日、近所の方から千葉産の蚕豆(ソラマメ)を頂きました。


とにかく莢(さや)が長く19センチもありでかい。

莢を剥くとこんな感じになります。

一房に3~4個の豆が入っています。

そして親戚のおばちゃんから五月菜をもらいました。


もうひとつ横浜のお客さんからリーフメモリーというチョコと伊勢ひじきを送っていただきました。


そしていろいろ頂いたもので晩御飯のメニューです。


五月菜のお浸しにソラマメ、そして豆腐を使った飛竜頭です。

蚕豆(ソラマメ・空豆)は、塩茹で豆特有の芳醇な旨みがあり美味しかったです。


五月菜は爽やかな風を感じさせてくれました。

飛竜頭は所謂(いわゆる)豆腐をこねて、小麦粉でまぶし油で揚げた料理です。
具材は、伊勢ひじき、人参、ほうれん草、エビで出来上がりに生姜をのせて醤油で食べました。表面にサクサク感があり、中のエビやヒジキの様々な食感も楽しむことが出来ました。


食後にモンロワールのリーフメモリーをいただきました。

若布麺とお稲荷さん

2013-04-09 20:28:03 | 食べ物
今日の晩飯は「お稲荷さん」3個と若布を練りこんだ麺、秋刀魚の醤油煮でした。


麺と稲荷をアップで



秋刀魚は知人にいただいたもので、魚屋さんが甘辛く調理したものです。
他に「ブリ」と「蛸」もおすそ分けしていただきました。


箸置きと箸も桜で統一



デザートは、「キウイとバナナ入りのヨーグルトジャム添え、蜂蜜がけ」です。
甘さたっぷりで美味しかったです。


明日の晩御飯はきっとお肉でしょう。

石上宅嗣(いそのかみのやかつぐ)と物部氏

2013-04-07 22:09:28 | 歴史
石上宅嗣は古代豪族の物部氏を先祖に持つ、奈良時代後期の公卿・文人である。
同時代の淡海三船(おうみのみふね)とともに難読人名の一人でもある。


彼は賢明で悟りも早く立派な容姿を持ち、経書、歴史書を好み幅広い書籍に通じていた。
文を作ることを好み草書、隷書とも上手であった。
旧宅に日本最初の図書館「芸亭(うんてい)」を設けた。

恵美押勝を除こうとして失敗し左遷されたが、藤原仲麻呂の乱で恵美押勝が失脚したので
再び息を吹き返し大納言まで出世した。

石上という地名も現在の奈良県天理市中部にある。この地は物部氏の勢力圏であって
石上神宮で「布都御魂」と呼ばれる神剣をまつり、王家の安泰を祈っていた。
この剣は「磐座(いわくら)」と呼ばれる神聖な巨岩の上でまつられた。
そのため「石の上で神をまつる地」を意味する「石上」の地名が出来た。

古代人は、霊を「もの」と呼んだ。「もの」が化けると「もののけ」になる。
物部氏は石上の有力な霊をまつるので「ものをまつる男」を意味する
「物の夫(もののふ)」と呼ばれた。

後に物部氏が有力な軍事氏族になり、優れた武人が出たので、武士を「もののふ」と
呼ぶ呼び方も生まれたらしい。

大山桜 寒晒し蕎麦

2013-04-07 18:44:28 | 食べ物
 今日は家族で西蔵王の「大山桜」で寒晒し蕎麦を食した。


西蔵王放牧場の大山桜が満開の時期はなかなかすぐに入れないが、今日は案外すいていた。

寒晒し蕎麦登場

小さなザルに体裁よくお蕎麦が載っている。 寒晒し蕎麦とは、厳寒の清流に10日ほど
蕎麦の実を晒した後天日で乾燥させたソバのことである。
風味が良く、のどごしも爽やかでツルツル啜ることが出来た。

山葵がないので、七味唐辛子をソバに振りかけ、つゆに辛い味噌を加えて食べる。




天麩羅はフキノトウは普通だが、蕨とパセリのそれは珍しいと思ったが、食べてみると
意外と美味しかった。


大山桜の写真が掲げてあった。


若山牧水の名歌が浮かんだ。

うすべにに 葉はいちはやく 萌え出でて 咲かむとすなり 山桜花

復活

2013-04-03 22:42:23 | 感動

やっと仕事の忙しさが緩和されてきた。

他の人に気を使い神経をすり減らし、何でも屋のように泥まみれで働く。

ともすれば忙殺されて狂おしい、狂おしい、のた打ち回る狂おしさよ。

あれやこれやと悩ましさの多重奏で生きる屍になる寸前。

けれど、ふと思い出し庭のフキノトウを20個ばかり摘んだ。
天麩羅で食べたらそのほろ苦さに、体を風が吹き抜けた。

もう大丈夫!

いずれまた

感性の躍る日も近かろう。