Nikonのカメラを地面に落下させてしまいました
修理に一ヶ月かかるらしいので、写真の投稿が激減すると思います。
そこで拙い文章で我慢してくださいね。
さて、私の兄は実家を継いでおります。
多芸多才な人物で、特に運動神経は抜群です。
野球、バドミントン、卓球なんでもござれで、特に卓球では高校時代インターハイに出場しました。
また、数学が得意で、囲碁、将棋、パソコンも玄人はだしです。
英語、国語はまあまあな私ですが、数学では全然歯が立たず
明晰な兄を羨ましく思ったこともありました。
小さい頃よく相撲をとりました。
心優しい兄は、私が悔しがることのないようにわざと負けてくれて
時には畳に自らひっくり返って、「負けちゃったな~」とか
「○○強くなったな~」と機嫌よくさせる術(すべ)に長けていました。
高校受験の時は、「お前自信あるのか」と問いかけてくれて
「ない!」と言ったら
部活の恩師に弟を宜しくとお願いしてくれたり、感謝しています、今でも。
その兄が3月に思いがけず脳梗塞に倒れました。
会社の上司にも部下にも仕事を頼りにされ、頼まれると快く引き受けていた兄。
家に仕事を持ち帰って夜中の2時ぐらいまでやっていたり、睡眠時間が2~3時間の
激務が続いたそうです。
その上、中学生の卓球のコーチをしており、大会前は部員のこと、技術的なことで
頭がいっぱいだったでしょう。
中学3年生の進路のことでも、高校の先生にお願いしたり、頭を下げたり
わが子のように面倒をみていました。
今、幸いなことにだいぶ回復してきました。
7月に退院して8月いっぱい休養をとって、9月から職場へも復帰できる見通しです。
病院にいくと、部屋のベッドの脇のほうに教え子達の励ましのメッセージが書かれた
色紙と、マスコットラケットが飾られています。
いつも冗談を飛ばし合い、退院したら「蟹のフルコース」よろしくと
茶目っ気な顔で言ってきます。
あんまり笑いすぎて同部屋の人に迷惑じゃなかったかなぁ。
早く退院して、また卓球談義に花を咲かせられるよう楽しみにしていますよ。