僕の感性

詩、映画、古書、薀蓄などを感性の赴くまま紹介します。

「ん」をローマ字で書くと

2016-05-31 17:05:29 | ことば
少しややこしいが、難波をローマ字で書くと、Nanbaだが、日本橋はNihombashiとなる。

日本橋の「ん」は、nでなくmを使う。

これには約束事があって、「ん」の後の文字がm,b,pの時だけnじゃなくmになるのだ。

これは上下の唇がつくか、つかないかで「ん」の表記が変わるからだ。

英語でも櫛はcomb、組み合わせはcombination、意思疎通はcommunicationとなり
集中するは、concentrateと表記し決まりに当てはまる。

トンボ鉛筆のロゴは「Tombow」で、この定石通りだがなぜか最後にwがつく。

そのわけは墓を意味する「Tomb」と間違えられないようにということだ。

ヒメサユリ観て、りんごの森へ

2016-05-31 16:16:07 | 
29日は大江町の大山自然公園にヒメサユリを愛でに行きました。

可愛らしい花々が控えめに咲いています。








白いヒメサユリは珍しいですね。


展望台からの眺望もよかったです。




朝日町の亀次郎で昼食をと思ったのですが、13時20分で麺が売り切れておりました。

そこで道の駅「りんごの森」でりんご冷麺を食べました。

ほどよい酸味とすっきりしたのど越しで満足でした。

珍しいのでダチョウの肉を使ったフランクフルトも食べました。


皮がプチッとはじけて肉の旨味が広がっていきます。

食後すりおろしりんごソフトを食べましたが、私は生乳ソフトのほうが好きだな~



今、大山自然公園で買ってきたヒメサユリを眺めています。

卯の花腐し(うのはなくだし)

2016-05-28 18:31:36 | ことば


卯の花腐し(うのはなくだし)とは、うのはなくたしともいうが
俳句の季語にも用いられる。

旧暦の4月に卯の花(うつぎ)を腐らせるほど降り続くのことである。

今日の新暦5月28日は、旧暦では4月22日で、梅雨の時期というより、走り梅雨
といったほうが正しいようだ。

今年は雨が少なく、卯の花くだしという季節感はない。

まあ、「うのはなくたし」を「おからを食いたい」などと訳さないよう
覚えておくのも良いかもしれない。

Mさん2か月ぶりで来訪

2016-05-28 16:12:48 | 思い出
3月うちを巣立っていったMさんが、今日訪れてくれた。
とても充実している様子がうかがいしれた。

今彼女は大阪の本社で研修期間を過ごしている。
大阪の同僚や上司と話をすると、「それでそのオチは?」と
必ずオチを要求されるそうだ。

それと相手の話をただ聞いていると、
「そこは突っ込むところだろ」と
ダメ出しされるそうだ。

生活習慣や育った環境が違うので
なかなか大阪のノリにはついていけないらしい。

8月までは進歩するよと約束してくれた。


彼女からのお土産、寛永寺の豆菓子、「丹波黒」三種である。
「ラズベリー」、「抹茶」、「黒豆きなこ」が上品な器に入っている。




ラズベリーを賞味したが、薫り高く、かすかにフルーティーな味わいであった。
高級なお菓子を有難う!

話は変わるが、彼女が大阪で見つけたスーパーのロゴを見て吃驚したそうだ。

そのスーパーはスーパーマルハチ


ヤマザワの看板にそっくり!


ほんと似過ぎているよね~

彼女の話から新たな発見をし、大分元気も頂いた。

彼女も遠い空の下、青と緑の看板を見て、山形を想ってくれるに違いない。

葵で餅を食す

2016-05-26 18:25:39 | 食べ物
今日は男三人で谷地に食事に行きました。

モチで有名な「葵」です。

45個の納豆もちを三人でシェアして食べました。




もちは小ぶりで絹のように滑らかなので、いくらでも食べられます。
噛まずに喉越しを楽しむように飲み込むのが本式なのかな。

冷たい肉中華も食べました。

親鶏のもも肉と胸肉が半々で、歯ごたえのある食感も楽しむことができました。

O氏は肉そばを美味しそうに食べておりました。


満腹です!

ご馳走様でした!

はまなす分店から 最上川 そして龍鳳へ

2016-05-20 17:47:34 | 食べ物
昨日は男5人で花小路のはまなす分店で食事をしました。


とてもゆったりとくつろげて、美味しい料理に舌鼓を打って、おおいに楽しみました。

カメラを忘れたので、写真をお見せできないのが至極残念です。


二次会は、鶏のもも焼きで有名な最上川さんへ。

もも焼きを注文し、しっかりとかぶりつく爽快感を味わえました。

(ほかのサイトから拝借しました)

歩いて帰る道すがら、T氏がラーメン食べていくべというので、龍鳳というお店に寄りました。

お店を切り盛りされているご夫婦がとてもいい感じで、すごく気に入りました。

みそラーメンを頂いたのですが、野菜たっぷりでとってもGood!でしたよ。

金田一京助とアイヌ語

2016-05-19 16:32:22 | 文学
昔、大学の卒業論文に石川啄木を選んだ。

彼は見栄坊で、金もないくせに借金までして、知人や友人に奢る癖があった。

その借金の犠牲になったのが、アイヌ学者の金田一京助や歌人仲間の宮崎郁雨だった。

特に金田一は金を貸しては、その金を踏み倒された。
けれど決して友人で同郷の啄木に恨み言を言わなかったのである。

心優しい金田一には世話をしてくれる友人や先輩がたくさん存在した。

アイヌの研究はとにかく金にならなかったが、多くの友人や先輩たちが大学の講師の口を斡旋してくれたのである。

金田一は、梅干し一つでのおかゆや、お茶の代わりに白湯を飲んで、糊口を凌いだ期間が長かった。

啄木は
「なぜアイヌ語などやるんです。それが一体何のたしになるのです。」
と日頃の恩義も顧みず口をはさんだ。

「アイヌ語はすぐに煮て食べられるわけではない。爪の成長を三年間も調べ上げて博士になったひともあれば
白魚の頭の研究に一生をかけて脊椎動物の神秘を解いたひともある。」
と金田一は説いて聞かせた。

金田一京助は、帝大、大正大、国学院大、実践女子大などで教鞭をとりながらも
北海道の現地に行ってアイヌ語に没頭した。

訳の分からない絵を描いた紙をアイヌの子供たちに見せ、その反応から「何?」という言葉を聞き出すことに成功。
ここから膨大な樺太アイヌ語の単語を一つひとつ聞き取り調査で記録するという地道な事業をおこなったのである。

金田一京助は、まだ辞書も文法もできていない難解なアイヌ語の叙事詩を、日本語と対訳の
「北蝦夷古謡遺篇」として大正3年に完成させた。

彼がいなかったらアイヌ語やユーカラは人知れず埋もれてしまったに違いない。

また彼の温情がなかったら、啄木の「一握の砂」や「悲しき玩具」も
完成の日の目を見なかっただろう。

山菜採り

2016-05-16 11:32:03 | 
15日、日曜日にKさんと山菜採りにまいりました。

いつものように蔵王と古屋敷に行って「タラノメ」や「アイコ」を収穫しました。

空は晴天に恵まれ、不思議なことに採取に行く日はいつも快晴なのです。

ただ今年は最盛期を逃したので、「コシアブラ」はおっきぐほぎって(おおきく芽吹いて)おり駄目でした。

なので、タラの芽、ウド、アケビのツル、アイコ、ワラビなど摘んできました。






アイコ、正式名称「ミヤマイラクサ」



アイコを育む杉林



朝食兼昼食を上山の「原口そば」でとりました。

ここは小説家山口瞳が愛した蕎麦屋さんです。
天ぷらや温かい蕎麦がなく、泣く子も黙るそば通のお店なのです。



もりそばとそばがきを注文しましたが、そばは、挽ぐるみの十割蕎麦で歯ごたえがあります。




そばがきは、とってもやわらかく、もちのような食感でした。

ごまだれで頂きました。




帰りに猫ちゃんが見送ってくれました。






大石田 蕎麦屋まんきち

2016-05-07 15:54:41 | 食べ物
4日のこどもの日は家族で宮城県に遊び、一泊してきました。

次の日の5日、若松寺に行き家内安全を願い、大石田の蕎麦屋まんきちで昼食をとりました。
あったまりランド深堀の丁度向かいにあるそば店です。

メニュー


最初に漬物が出てきます。白菜のそれがとてもパリパリで美味しかったです。



天ぷら板そばとゲソ天板そばを食べました。

一気に出てこないで、天ぷらが最初に出てきます。
衣サクサクで美味しかったです





蕎麦は地元大石田豊田地区のモガミワセを使っているようです。
最初、そばつゆにつけないで食べてみましたが、甘みがあり、なおかつ腰があり、噛みごたえ満点の蕎麦です。
たれは少々甘めですが、昆布やかつお本節の風味を楽しむことができました




8日は山形市の一休庵の肉そばを食べに行きたいと思います。