僕の感性

詩、映画、古書、薀蓄などを感性の赴くまま紹介します。

納豆の快楽

2009-04-30 21:20:49 | Weblog


小島武夫氏の「納豆の快楽」を読んでいます。彼は「納豆」の信奉者で「醗酵食品の王様」と呼んで憚らないのです。28歳のとき、1週間暴飲暴食を続け、胃痛、嘔吐、下痢、食欲不振が数日間続いたとき、3日間納豆だけを食べて様子をみたら完全復調したそうなんです。また真夏のラオスで生焼けのウナギを食べたときも納豆2パックで、次の朝快食快便だったそうです。ベトナムで枯草菌に汚染された不快な臭いのするスッポンスープを飲んだときも納豆2パック食べて難を免れたそうです。
小島氏は大学を卒業した後研究室に残ったとき、醸造学の大家「山口正一」博士に
「君はガツガツ食ってばかりいるけど、ちょっとおかしなやつを食って、少し腐ってたんじゃないだろうなあ、なんて心配したときには、すぐ納豆食っておくといいよ。食中毒の防止には納豆、これですよ」と言われたらしいのです。
それ以後山田先生の金言を守っているというわけです。

ダイニング キッチン ヘリアン

2009-04-28 23:58:38 | Weblog
28日の昼食は「ヘリアン」にいきました。タンシチューが美味しいお店です。

私は「若鶏の胸肉の香草焼き」を食べました。


胸肉のせいか、しつこくなく、付け合せの「コシアブラ」と「エノキダケ」も美味しかったです。


妻はミートソースナポリタンをオーダーしました。


これも美味しそうでした!

沢田知可子 会いたい

2009-04-28 22:51:15 | Weblog


天国に召された恋人の在りし日を回想し、会いたい気持ちを募らせる切ない曲です。沢田知可子が学生時代、歌手になろうと決意したことを、バスケット部の先輩に告白したところ「俺が最初のファンになってやるよ」と彼は言ってくれました。
数日後彼は交通事故で亡くなってしまうのです。
沢ちひろさんにこの曲を頂いた時、この哀しいエピソードと重なる部分がありました。

ドランクモンキー酔拳

2009-04-27 21:21:20 | Weblog




1978年公開の「ドランクモンキー酔拳」です。若かりし頃のジャッキー・チェンが大好きでした。

清朝末期、広東の地にある小さな空手道場では、多くの若者たちが修業していました。その道場の息子フェイ・フン(ジャッキー・チェン)は若さとエネルギーをもてあまし、ひまがあると悪友と町を闊歩していたのです。そんなある日、町でならず者の3人組が、ヒスイ売りの親子をいじめているところに出くわし、思いっきり大乱闘、うさをはらして家に帰ると、さっきのならず者たちがホウタイをまいて殴り込んできました。しかし、そこでメゲるフェイではありません。かえってケガ人をふやして追い返す乱暴ぶり。しかし、てんやわんやの大騒ぎの末、父親のウォンは、ついに堪忍袋の緒が切れて、ついにフェイを勘当してしまうのです。精神を鍛え直す特訓のあまりの厳しさにスタコラ逃亡した彼は、町に出たが先立つお金がありません。食堂の用心棒にあわや半殺しの目に会わされそうになった時、ベロンベロンに酔っぱらった不思議な爺さんに助けられるのです。この爺さんこそ、フェイの父親の親友で達人のスウその人だった。彼は、酔えば酔う程無敵となる“酔拳"の極意をきわめた大家で、父親が、1年間の予定でフェイの個人教授を依頼したのでした。かくして、スウの特訓が開始されました。あまりの苦しさに、またもやフェイは逃亡したのです。そんな彼の前に立ちふさがったのが、プロの殺し屋ティエ・シン。彼に最高の屈辱をうけ、今度は自ら志願して、スウの小屋にUターン。本格的な特訓がスタート。ひと通りのレッスンをすませて町に出たフェイは、前とは人が変ったように弱くなったシラフのスウを助けての活躍ぶり。スウは、ある夜、秘伝・酔八拳の極意をフェイに伝授しました。その八つの酔神の型の美しさに見惚れながら、フェイは、すっかりマスターしました。その頃、捧術使いの王と、殺し屋ティエ・シンが、ウォンの命を狙っていました。しかし、そこへ駆けつけたフェイが、死闘の末、酔拳を駆使してチィエ・シンたちを倒すのでした。

酔えば酔うほど強くなるというキャッチコピーが有名になり、ジャッキー・チェン独特のコミカルカンフーが世界中を席捲したのでした。気分爽快な映画です。

山桜

2009-04-26 23:07:57 | Weblog




義母のお見舞いに行きました。病院の敷地内に綺麗な山桜が咲いていました。
小雨にも色あせぬ鮮やかな桜・・・サクラ・・さくら
Sさんという看護師のかいがいしい姿と山桜が重なって、感動に溢れんばかりでした。
優しい声がけ、ありがとう!
「歯がきれいだから笑っていなよ!」と勇気付けてくれます。
自らのクモ膜下出血体験を話すSさん。2ヶ月意識不明だったそうですね。
奇跡に近い回復と言われ、恩返しとして看護に全エネルギーを傾けてくださる・・・あなたの優しさに母はどんなにか救われる事でしょう。
ありがとうございます。

アメリカザリガニ

2009-04-26 00:59:32 | Weblog


アメリカザリガニです。
昔、長男が小学生の頃、南松原の貯水池に「ザリガニ捕り」に出かけたものです。
タモ網を片手に、竹ざおにタコ糸をくくりつけ、えさはスルメでした。
糸をたらし3分もすると、スルメの匂いをかぎつけ、大きいはさみでスルメをはさむのです。さおをあげるとすぐにざりちゃんが姿を現します。そこですばやく網で掬いとり捕獲です。簡単でした。子どもらも歓声をあげながら挑んだものでした。

島田洋七の「がばい」にばあちゃんが川でざりがにを捕まえて、洋七に「伊勢海老」だと言って食べさせるシーンがあります。お金がなくても明るい貧乏を自認していたがばいばあちゃんの生活の知恵がいたるところにちりばめられています。
ザリガニはまだ食した事がありませんが、大変美味しい高級食材とのこと、フランス料理によく使われているらしいですよね。

矯(た)めつ眇(すが)めつ

2009-04-25 00:03:27 | Weblog

「ためつすがめつ」とはどういう意味なのでしょう?



動詞「たむ」「すがむ」の連用形に完了の助動詞「つ」が付いたもの
あるものをいろいろな方角からよく見るさま。
「作品を矯(た)めつ眇(すが)めつ眺める」などと使います。

「矯める」とは無理をするということで、「眇める」とは、目を細くして透かして見ることという意味です。

連語で覚えましょう!