僕の感性

詩、映画、古書、薀蓄などを感性の赴くまま紹介します。

山形県で一番おいしい中華そばを提供する店!? (友人評価w)

2017-04-15 17:34:56 | 食べ物
山形県で一番おいしい中華そばを提供する店!? (友人評価w)


INO channel 2ndさんがyou tube にアップした動画です。

私も2014年11月29日にブログに書きましたが
佐平治食堂が大好きです
レトロな雰囲気の中で、懐かしい中華そばを食べるのは
ホント五臓六腑と脳髄が悲鳴をあげるほど嬉しい気がします。

大盛り中華そば、うんまいがら くてけろな

岡本真夜 - TOMORROW & FOREVER

2017-04-15 12:14:32 | 音楽
岡本真夜 - TOMORROW & FOREVER


「♪涙の数だけ強くなれるよ アスファルトに咲く 花のように・・・」。
この曲は、阪神・淡路大震災から4か月後に発表されたもので、多くの被災者に
生きる勇気を与え、累計200万枚のヒットを記録した。
東日本大震災を経験した人たちのこころの慰めにもなった。

実際のところ人生は楽しいことより辛いことの方が何倍も多いことを知っている。
ただ辛い中のほんの一瞬のささやかな幸せに喜びを噛みしめるのも事実。

ましてや、つらい体験をなさった人々は、普通に平凡ながら健康に生きることを
切望し、わずかな喜びにも至福を感じる。


岡本真夜は積極的に支援ライブを行い、被災者の心を慰め続けた。

「辛いことがあっても、目をそらさずに現実と向き合っていれば、必ず君に新しい明日が来る」
と言っている。

もともと失恋した友人を励ますための曲だったが、大勢の人を安堵させる心地よい歌声と
明るく励ます詞が感動を呼び、大ヒットを記録したというわけだ。

「涙の数だけ強くなれるよ」と「涙の数」が歌詞に頻繁に登場する。

これは、家族の大反対を押し切って、歌手になることを決意し、故郷の高知県から
上京した岡本に、ただ一人、あたたかいまなざしをむけて応援してくれた祖父から
「涙があるのが人生だよ」
と書かれた手紙が届いたことをヒントに作詞したからなのだ。



岡本は二人の女性のために
「この星空の彼方」という曲も作っている。

涙ポロポロ 思い出ぽろぽろ

2017-04-14 23:24:38 | たわごと
今日、山形市Tに暮らす人と話しをした。

その地区では自治会費が6000円で、他に公民館維持費で一万円、また名目は失念したが、別に3000円徴収されるそうだ。

結構、いろいろ経費がかかるのに吃驚❕

そのわりにバスの便は悪いし、コンビニもスーパーもないしとこぼしている。

まさに、「おらこんな村嫌だー」と歌いたくなるに違いない。

今は車を引っ張れるから良いが、高齢になったら
それこそどうしようもないと危惧している。

自分の生まれた場所も何もなかったけれど、自然だけはいっぱいで瑞瑞しい躍動感に溢れていた。

大学4年間は
東京の地下鉄のションベン臭さと、新宿の雑踏の圧迫感が息苦しくて、室生犀星の小景異情の心境だった。

人は、たぶんだが、便利さだけ追い求めても
その便利さに埋没して自らの生命を
短くしてしまうのかも知れない。


青銅器の酒器

2017-04-14 20:33:49 | 歴史
古代中国の祭祀や酒宴で使用された酒器です。
爵と呼ばれる入れ物なのです。
以前骨董市で買いました。


たぶんレプリカですが、実物は、殷や周の時代に使われました。


この器で酒を温め、耳杯や高杯などに注ぎ飲んだと思われます。
注ぎ口に2本の突起がついていますが、これに布をかけて酒を濾す役目を果たしたと言われています。


三國志など中国の時代劇に酒を飲むシーンがありますが、酒の飲んでいる姿が相手に見えないように袖で隠したりしています。

これは儒教の教えなのでしょうか、目上の者や大将を敬う行為なのでしょう。

九州プリン

2017-04-12 22:01:37 | 食べ物
ヤマザワで九州フェアをやっていたらしく、プリンを買ってきてくれました。

由布市湯布院の湯布院プリン

付いているカラメルソースをかけると、ほろ苦さと甘さとトロっとした舌触りが渾然一体となり、陶酔感で一杯になります。

もうひとつは、別府の地熱プリン

卵の味がしっかりしている固めのプリンで、微かに塩味を感じます。瓶の底にカラメルソースがあるので、二つの味覚を楽しめるんですよ。

どちらがより美味しいか・・・
好みの別れるところです。


ネムリユスリカ

2017-04-11 18:25:29 | 生き物
アフリカのナイジェリアにネムリユスリカという蚊の仲間がいる。


その幼虫が乾燥すると100度近い高温でも、マイナス270度の超低温でも耐えられるのだそうだ。

このユスリカの第一人者黄川田 隆洋氏によると、
完全に干からびて死なない状態に変化することを、アンヒドロビオシスというらしい。



宇宙船の外に乾燥したネムリユスリカを二年半さらしても、お湯をかけたら生き返ったそうだ。

摩訶不思議な生物だが、記録では、最長で17年保存した状態から蘇生しているということだ。

ネムリユスリカの乾燥した体の中にトレハロースという糖分がたまっていて、細胞の中がキャンディのようになる。
そして物質を安定させガラスのように固まり、ひしゃげるのを防ぐそうだ。

もう一つ、LEAタンパク質という特殊なたんぱく質が細胞内のたんぱく質同士でくっついて
固まるのを防いでいるのだそうだ。

ただこのネムリユスリカは土の中のバクテリアから遺伝子が入って行って、乾燥耐性を促すことが出来た
事がわかっている。
だから、現地の土を採取し調べれば、この虫と同じようなシステムを持った生物も発見できるかもしれない。
けれど、土は持ち帰れないので、現地調査が必要なのだということだ。

このネムリユスリカの遺伝子の大半がまだ解明できていないらしい。

今後解明が進めば、治療薬やips細胞の保存などで威力を発揮できる日がやがて訪れるに違いない。

小島武夫 『猟師の肉は腐らない』

2017-04-10 08:01:04 | 読書


今、発酵学の権威、小島先生の「猟師の肉は腐らない」を読んでいる。

先生がターザンこと、猪狩義政氏との八溝山地の山小屋生活を体験したドキュメントである。

先生は猪狩氏のことを義っしゃんと呼び、義っしゃんは小島氏を先生と呼ぶ。

二人は田んぼにひく水路で泥鰌掬いに興じる。

草が川べりに被さっている下流で先生が弓張型の網を持ち、上流で義っしゃんが泥鰌を追い込むのだ。

網をあげるとたくさんの泥鰌と一緒に鰻だろうか派手に動き回っている生物がいる。

先生が網の中の芥や落ち葉を拾い上げようとしたら、手に針で刺されたような激痛が走った。

なんと毒蛇のヤマカガシだった。

すぐに義っしゃんが血を吸出し、ぺんぺん草とヨモギを傷口に塗り、血止めと殺菌をした。

それでもそのあともドジョウ掬いを続け、たくさんの卵を抱いた太った泥鰌を獲ったのだった。

特に大振りの泥鰌をかば焼きにして山椒をかけて食す、その食レポが凄い!

口に入れた瞬間、香ばしい蒲焼きの匂いと粉山椒の刺激的な香りが鼻孔をスッーと抜けてきて、噛みだすと、サクリとして、タレの甘じょっぱい味が口中に広がり、さらに噛み続けると、次第にジュルリ、ネトリとした感触で蒲焼が崩れはじめた。

とても美味しそうである。

ほかにウサギを枯れ葉6対生葉4の割合で燻し、燻製にする話や、臭木椿象の蛆や兜虫の幼虫を食べるシーンなど
私の脳みそが諸々に夢中になっていった。

私も幼いころウサギや山鳥、雉など今でいうジビエ料理を食した経験がある。
カミキリの幼虫やマムシなども時には食べて、その野趣あふれる味に感動したりした。

ま、ここ最近ではもっとも時間を忘れて読んだ作品である。
私のバイブルにならんとするに違いない。

井上陽水 コンサート good luck!

2017-04-09 23:25:04 | 音楽
わたしゃ井上陽水が好きだ😍



山銀ホールで陽水のコンサートがあった。






懐かしい曲とノリノリの曲と相乗効果で心に染みいっていく。

トークも面白い!
博多での浪人時代、船荷を積むアルバイトをやったそうだ。手配師が希望者の日雇い人夫をトラックに乗せて港に連れていくんだよと娘に説明したら、当時妊娠中だったらしく、「妊婦さんをジムに連れていくの?」と
訳のわからない返答をされたらしい。

また、孫娘に
「昔はウォシュレットなんかなかったんだよ」と
説明したら、
「葉っぱで拭いたの?」と言われたそうだ😄

歌の合間に頻繁にはなをかむところや、眉毛が上下するのが楽しい😂

ただ68歳の齢(よわい)を重ねてきたのに声の張りがすごく、パワーももの凄い!

アンコールで歌った「夢の中へ」と「夏の終わりのハーモニー」にとっても魅了された。

パンフレットなど購入し、🉐漁業部でご飯を食べて
帰途につく。













手塚治虫

2017-04-07 23:05:40 | 漫画


今日は手塚治虫の誕生日

多くの漫画家が彼を師と仰ぎ、影響を受けた。

彼を神様のように崇拝し、トキワ荘の14号室を引き継いだのが、藤子不二雄の二人だった。

手塚の新宝島やロストワールドに衝撃を受け
トキワ荘の先輩 寺田ヒロオらと切磋琢磨しながら
成長していく。

手塚は新人漫画家の作品を出版社に紹介したり
時には金銭の面倒もみた。
映画をたくさん見ろと教えたのも彼だった。

連載や付録漫画など十何本も抱えながらも
よい映画を見続けた人でもあった。

手塚の作品にゴッドファーザーの息子という漫画がある。似顔絵が上手だった主人公は、ヤクザの息子に気に入られ、いじめっこらから守られる立場になる。
そのヤクザの息子にかけっこの特訓を受け、万年ビリだったマラソン大会で8位に入賞するのだ。
手を取り合って歓ぶ二人。
けれど息子は大好きな女の子の似顔絵、勿論主人公が描いてあげたそれを携えて出征していく。

ブラックジャックや火の鳥、ジャングル大帝など著名な作品ばかりでなく、たくさんの隠れた名作を残した
偉大な手塚治虫がいなかったら、横山光輝や石ノ森章太郎、藤子不二雄、赤塚不二夫ら後に続く漫画家たちもいなかったのだろう。

因みに初期の藤子不二雄のペンネームは、足塚茂道だった。

鰯は下魚?

2017-04-04 18:29:34 | 食べ物
今朝、私の大好物が食卓に並んだ。


今スーパーで買うとマイワシは二匹で298円ぐらいだ。

和銅4年(711年)の奈良時代、イワシは18匹で三文と文書に載っているらしい。

一文で当時、米が3升買えるぐらいの貨幣価値だったので、現在のコメの値段を
一キロ400円と換算すると、当時の一升は約600gだったので、一升240円。
一文で3升だから、一文=720円。
イワシ18匹を3文で買えたわけだから、一文で6匹買える。
すると一匹当たり120円になり、今と大差ない。

平安時代、紫式部が下魚のイワシを食べたのを、夫の宣孝がそんな卑しいものを食べてと
笑ったところ、彼女は

「日ノ本に はやらせたまふ いはしみず まいらぬ人はあらじとぞおもふ」と詠んで、
切り返したというエピソードがある。

京都の石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)の参詣とイワシを参る(食べる)に掛け、
誰でもイワシを食べるでしょうと反論したのは、紫式部らしい才気煥発ぶりである。