僕の感性

詩、映画、古書、薀蓄などを感性の赴くまま紹介します。

お袋よ

2018-05-11 18:13:12 | 思い出
先日、ワラビ採りに山に行ったとき、4,5歳の頃母に手をひかれていったことを思い出していた。

あーここでホタルブクロを手折ってくれたっけ。

このクヌギの木の洞にノコギリクワガタがいたっけなー

なんてたわいもないことを思い出しながら歩いて行った。

なんで50年以上も経っているのに、景観がひとつも変わらないんだろう。
なぜ当時の自分が髣髴としてくるのだろう。

けれど・・・ははは、いや母は今年92になった。

いつ会っても、交通事故に気を付けろ!とか
検診うげろな、かならずと口酸っぱくいう。
わがたず!といいながら言われてうれしい自分もいる。

さて今年の母の日には何を贈ろうか。

二宮金治郎

2018-05-09 00:54:56 | たわごと
14歳の二宮金治郎が朝は早起きして久野山に薪を拾いに行き
夜は草履作りに精を出した。

薪を背負う銅像は、ここから生まれたのかも知れない。


青年期には、小田原藩家老、服部十郎兵衛の依頼で
服部家の改革に取り組み、なんと5年で借金1000両を返済し、300両の余剰金をもたらした。しかし謝礼は一銭

も受け取らなかったという。

ここからが本題、さて
あの人は二宮金治郎だと言われたら
何のことだかわかるかな?


答えは「自惚れている」「自慢している」ということだ。
どうしてだって?

しょっている(背負ってる)からだって


ついでに気が多い人は何ていう?

答えは「材木屋」だって・・・
木が多いから ハハハ😂

以上、卓球仲間から聞いた話なりにけり。

三十三間堂とまねきねこ

2018-05-08 22:56:25 | 食べ物
今夜は卓球仲間との懇親会。

ワシントンホテルの三十三間堂


お料理は食べきれないぐらい出ました。














他にも撮り忘れましたが、焼き鳥とピリ辛ウインナーと
締めのお蕎麦を食べました。

お酒はチャンポンでビール、日本酒、ワインを頂きました。


二次会はカラオケのまねきねこに


陽水の「傘がない」を熱唱しましたぞ・・・(^-^)/

賢治慕情

2018-05-07 20:22:26 | 
賢治は、虐げられている者ヘの慈しみの心を持っていた。
また孤独な者や貧しいものを救いたいという醇乎たる
思いやりに満ちていた。

これらはすべて母の教え
「人というものは、人のために何かしてあげるために、
生まれてきたのです。」
という言葉に集約されている。

岩手県民に愛され、根強いファンを持つ
宮沢賢治の記念館を訪れた。


文学にとどまらず、科学、農業、天文、音楽、鉱物、動植物、宗教、エスペラントなど
あらゆる分野に精通した彼の偉業を観ることができる。





アメニモマケズ手帳や栞など購入する。






山猫軒で食事をする。







ビーフシチューセット旨し



午前中、朝食をたっぷりとって
毛越寺に詣でる。
この地には伝説がある。
円仁が濃霧に惑っていると
白い鹿が現れ老人に姿を変えた。
そして、この地に堂宇を建立し霊場にせよという。

この老人を薬師如来の化身と感じ、一宇の堂を建立し、嘉祥寺と号した。

この嘉祥寺の跡を見ることができた。


他にも講堂跡、円隆寺跡、常行堂等が見学できる。










曲水の宴をする鑓水も風情がある。




本堂






庭園もまた荘厳で美しい。


中尊寺

2018-05-06 21:37:46 | 
清衡は思った。

私は戦の中で生きる修羅であった。

父を亡くし、家族を失い、義理の兄弟たちとも
骨肉の争いに明け暮れた。

なんと虚しいことだろう。

これからは敵味方問わず戦をもとに命を落とした人の
霊魂を慰めることにしよう。

未来永劫、恒久に平和な世の中を作ろう。

思い立った清衡は、「中尊寺建立供養願文」を出し
中尊寺建立に取りかかった。

マルコ・ポーロに黄金の国ジパングと言わしめた
その平泉の中尊寺に 家族で旅に出た。

中尊寺に入る月見坂は、
来るものを簡単には招き入れない急峻な坂がある。


樹齢300年もの大杉の木立は、伊達藩時代に植樹したもの。



東物見からの眺望、束稲山が見える。


弁慶堂や峯薬師堂に寄り

本堂に到着。


獅子躍りの太鼓が響き渡る。




讃衡蔵で800円の拝観料を払い
讃衡蔵の金銅華鬘などの宝物を観る。

中央に美声で知られる迦陵頻伽が彫りこまれている。

金色堂は大火による焼失を免れた創建当時の遺構。
本尊は阿弥陀如来、脇侍に観音・勢至菩薩、さらに
六体の地蔵菩薩と持国天・増長天が本尊を取り巻く。堂全体を金箔で覆い、内陣は螺鈿細工・蒔絵などの漆工芸や精緻な彫金で荘厳されている。


駐車場に戻るとき、弁慶園で、五平餅ならぬ
弁慶餅を食べる。
胡桃だれが香ばしく美味しい。


昼食を芭蕉館でとる。


名物わんこそばを
















わんこに盛られたそばを秀衡椀に移し
様々な薬味とともに一口で食べる。
24杯あるが、12杯までお代わりができる。







宿は、毛越寺近くのホテル武蔵坊
なかなか夕食が優れている宿だった。














山葵昆布釜飯と前沢牛、フカヒレの揚げ物など
料理に創意工夫が感じられた。

茶碗蒸し


ハッ斗汁


穴子鮨


温泉に入り土産を購入し一日目終了。

晴れ間に蕨を採取

2018-05-03 18:26:26 | 
昨日から雨模様、そして今日の午前中もぐずつく。

晴れ間の頃合いを見て生家に向かう。  道の駅あさひが大混雑、フジリンゴを配っていたらしい。

蕨を採取する山に徒歩で行く。

道すがら様々な植物に出会う。

























蕨はこんな場所に自生している。




たくさん収穫!








昼食を和合の「らーめん 楽家」で


味玉ラーメン680円をチョイス



完食せり


実家で蕨のお浸しを頂く




そして帰途に就くのであった。

K先生&Kさん

2018-05-01 21:31:13 | 
うちを巣だったKさんがクッキーを
携えやって来た。




M中で先生をしている。

とても優しい表情をしている。

主任、担任、副担任と三人いると
緩衝材となる男性教諭が一人必要だそうだ。

穏やかな田舎の学校で
生き生きと頑張っている 嬉しい限りだ。

所変わってKさんのお庭では
かぐわしい香り

花の名前はライラック

芝桜に目を奪われ


松任谷由実が流れる

みちのく小京都 角館

2018-05-01 20:12:34 | 
田沢湖を後にして角館に向かった。人通りはかなり多い。

見上げる空は枝垂桜で埋まる。




ソメイヨシノも煌めいて




武家屋敷 青柳家にいざなう。

青柳家は芦名氏譜代の侍として勤め、芦名氏断絶後、佐竹北家の納戸係に従事した。

隠し剣 鬼の爪の舞台になったことでも有名である。

屋敷内には、母屋・武器庫・解体新書記念館・秋田郷土館・武家道具館・ハイカラ館・幕末写真館・時代体験庵などがあり、
3万点もの資料が展示されている。









青柳家と姻戚関係だった小田野直武は解体新書の解剖図を描いた。


その小田野氏が杉田玄白だったか、平賀源内からだったか、定かではないが、寄贈された「シャボン玉」というタイトルの西洋画である。

確か説明書きには、人生はシャボン玉のように儚い。楽しめる時に楽しむことが大切だ・・・というニュアンスが
書かれてあったと思う。

古いレコード盤やら古い書物も多く展示されていた。












幕末の人物写真














森の食彩館で稲庭うどんを食す

思ったよりも麺が柔らかく、量が少なかったが、美味しくご馳走になった。


もっと武家屋敷や平福記念美術館も訪れたかったが、次の機会を待とうと思う。