
ある市役所の正面入口に仕切られた空間があり、そこに洋風のガーデンがある。この庭の製作者はわたしの知り合いであるが、以前と趣が変わってきて、総合的に仕上がりがまとまっているので紹介する。なお、費用や作業は全くの無償と聞いている。
最近、 ニューサイランや ヒューケラ(つぼさんご)の色彩豊かなかたちの葉物草花を多用するように見受ける。右側にさしかけるように咲き残っている黄色の ミモザアカシア(フサアカシア)。パティオ風でありながら、しかもシチュエーションは見下ろす形式のサンクン(沈床式)気味でもある。
コンテナプランツで建物の外壁際にボーダーをつくり、中央部は露地植え、 パス(小道)を設けて アーチ・オーナメント・オベリスク もしっかり配置して角ばった幾何学的に整形式庭園である。
以前、ここに、わたしも構成する花壇材料を一部提供したことがあったが、趣味の道も 「病、膏盲に入る」 の近況とある人から聞き及んだもの。(ムムッ、腕を上げたな!)
市役所に用向きの際は足を止めて、鑑賞されたらいかがでしょうか。

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