うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

春の旋風

2011年02月19日 07時07分48秒 | わたしの日常です。

のち

 朝から大雨になり、今日は現場も休みかと、しかし、わたしにはどうしても約束があり仕事先に入る。ところが、そんなことに物事はいかない。やがて、雨が上がる。そのうち、職人さんも遅れて現場に来る。仮設の狭っ苦しい現場事務所で次の現場の資料を整理し、一段落をつけて、植栽の場所を見にまわる。まあ、こんなものでしょうと、職長と打ち合わせや作業内容の確認をしていると、なんだかやおら突風が吹いてくる。強風だ。そして、それが夕方近くまでつづいた。

 おっ、春一番、かな。なんだか、わたしの気分は楽しくなってくる。常日頃、わたしはこんなふうに、外の天気に影響されやすい。簡単にテンションが変わる。今はそれ程でもないが、当時の自分は自覚症状を持っていて若いころは躁鬱病ですかと、心配そうな顔で同僚から言われたほどである。

 この季節風は、通常、南から南東の風の筈だが、風速15メートルか、ビニールフィルムや空き袋などのごみや木の葉、小枝が宙を舞う、今回は北北東から東風のようだ。どうかな、ちがうかな。昼休み後は現場内や周辺のバリケードやコーンの状況を見て回る。倒されたり揺らいだりの補強や、ついでに花芽が膨らんできているサトザクラ、ケヤキ、シラカシなどの高木の落下した枝などを片づけていく。

 近頃のわたしは、新しい現場の準備も未知の業務であり大変だが、そのうちに、春が来る。蕗の薹や菜の花も採れる。梅と桃が咲き、辛夷や木蓮が咲き、雪柳や連翹の花、桜が咲きやぁ、次に躑躅が咲くころは筍狩りだ。

               

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