これは珍しい、1月17日の正午から午後2時頃の雲の様子です。この日、わたしは朝からイギリス人による幕末や明治維新の頃の日本旅行日記を読み耽っていたが、たまたま二階のベランダに出て南側の空に見かけた画像だ。何という光景か、太陽が雲を透かして映っている。周囲の山の端や小さな400余世帯の建物を避けて撮った。壮大な青い空一面に、白い雲の配列がリズミカルでとても自然の仕業とは思えない。とても自然の造形や造型物には敵わない。
インターネットで調べたところ、巻積雲で、うろこ雲、いわし雲、さば雲とも呼ばれていて高度5000メートル以上に現れるらしくて、季節的には夏から秋にかけて見られるとのことである。なぜ今の時期にとは思うがとりあえずアップする。デジカメで撮るときに太陽光線を真っ正面に受けるので出来映えはあまり期待しなかったのだが、案に相違して上手く撮れたのだ。
後で思い出したのが、20数年前のお気に入りの自句「うろこ雲 見果てぬ夢を念じおり」である。まだ当面する仕事や生き方にしゃかりきになっていた時代の夏の終わりを詠んだものであったか。
インターネットで調べたところ、巻積雲で、うろこ雲、いわし雲、さば雲とも呼ばれていて高度5000メートル以上に現れるらしくて、季節的には夏から秋にかけて見られるとのことである。なぜ今の時期にとは思うがとりあえずアップする。デジカメで撮るときに太陽光線を真っ正面に受けるので出来映えはあまり期待しなかったのだが、案に相違して上手く撮れたのだ。
後で思い出したのが、20数年前のお気に入りの自句「うろこ雲 見果てぬ夢を念じおり」である。まだ当面する仕事や生き方にしゃかりきになっていた時代の夏の終わりを詠んだものであったか。