だいたい年末になると、いろんなところで一年の総決算としてコンテストや表彰が行なわれている。音楽関係の賞もそのひとつだが、今日(12月18日)と明日(12月19日)に開催されるのが、財団法人ヤマハ音楽振興会、ヤマハ株式会社主催による、ジュニアエレクトーンコンクール2004全日本大会である。今日18日は小学生低学年部門と中学生部門だったが、低学年とは思えない程のテクニックを要する曲が目白押しだった。年々レベルがあがり、講師陣も傾向と対策を考えてゆけばそうなるのは仕方ない。その善し悪しは別として、その為にたくさんの練習を繰り返してきた子どもたちは本当に大変だし、その努力は受賞の有無にかかわらず賞賛に値する。
そんな中、今年の審査員の総評は大変印象深いものだった。「テクニックはすばらしい。低学年とは思えないレベルである。」そう評価する一方で、「音を一つ一つ大切にすること、原点をわすれないように。」とも評した。やや過熱気味になっているテクニック追求傾向に一つ釘をさしたかたちになるのだろうが、いずれにしても意味の思い一言である。
主催者発表の結果はこちら:http://www.yamaha-mf.or.jp/kekka/jec/
そんな中、今年の審査員の総評は大変印象深いものだった。「テクニックはすばらしい。低学年とは思えないレベルである。」そう評価する一方で、「音を一つ一つ大切にすること、原点をわすれないように。」とも評した。やや過熱気味になっているテクニック追求傾向に一つ釘をさしたかたちになるのだろうが、いずれにしても意味の思い一言である。
主催者発表の結果はこちら:http://www.yamaha-mf.or.jp/kekka/jec/