自然ウオッチングセンタースタッフのブログ

北海道札幌で、自然観察や環境教育を通し、自然とのふれあいを進め、自然への理解を深める活動を行っている団体です。

わんぱく遊び隊!通信~おたまじゃくしを探そう!

2020年05月09日 | わんぱく遊び隊!

わんぱく遊び隊!通信pdfはこちらへ
野幌森林公園で5/10開催予定でした「わんぱく遊び隊!」おたまじゃくしを探そう!は中止です。が、おたまじゃくしのシーズンです。身近な場所でおたまじゃくしを探せるように通信を作成しました。

活動写真は、昨年2019年のわんぱく遊び隊より。昨年の様子はこちら

野幌森林公園の生き物を持ち帰ることはできません。

※おたまじゃくしを飼うこともできますが、連れて帰るのは1~2匹など最小限にして、必ず最後まで責任をもって飼いましょう。一度飼った生き物は、死ぬまで飼うのが基本です。

エゾアカガエルのおたまじゃくしを探そう!

探す場所のポイント:「森脇にある水たまり」

エゾアカガエルの卵やおたまじゃくしは、・流れがない水辺・6月頃まで水が枯れない・カエルが移動して来られる場所 にいます。

4月中旬は卵でした。一匹のメスが、700~1100粒の卵を卵塊にして産みます!

5月に入って、おたまじゃくしになっています。

エゾアカガエル成体は、卵を産む4月頃だけ水辺に。繁殖のときだけ、「キャラララ、キャラララ」と鳴くよ。

普段は森にいるよ。そろそろ水辺には少なくなっているはず。

エゾサンショウウオも探そう!

探す場所のポイント:エゾサンショウウオの卵やおたまじゃくしは、・ゆるやかな流れのある水辺 ・水がきれいな場所 ・森の中 にいます。

「エゾサンショウウオの卵」は、チューブ状です。

「エゾサンショウウオのおたまじゃくし」は、エラがあります。3~5cm。かわいいでしょ♪

「エゾサンショウウオ成体」15~20cm。エゾサンショウウオ成体は、卵を産む4月頃だけ水辺に。普段は森の地面に隠れていて、なかなか見つけられないよ。

春の森でお花を探そう!

札幌は、桜が満開から散り始めましたね。桜以外にも、かわいいお花のシーズンですよ。

5月10日頃、野幌で開花する花です。身近な場所でも、何種類の花を見つけられるかチャレンジしてみてね!

あちこちで咲きます。ニリンソウ

ひっそりと咲き始めがかわいい、ヒトリシズカの花

 

春の野あそび注意事項!

この時期、森で注意が必要なのは、かぶれる植物のツタウルシです。

ツタウルシ、3枚セットの葉っぱが特徴。触るとその場では、痛くもかゆくもないのに、体質によっては、後から、かゆくなって、水ぶくれなどができます。春が一番注意。

PDFにまとめてあります。わんぱく遊び隊!通信pdfはこちらへ

身近な場所のお散歩で、自然を再発見しましょう。

次回のわんぱく遊び隊!は、6月28日(日)川で魚とりをしよう!を計画していますが、中止の可能性もありますので、ホームページ等で確認いただくか、お問い合わせください。

わんぱく遊び隊!年間予定表PDFはこちらへ

ohyou

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