市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

障がいを持つお子さんを育てている方へ

2012-07-01 | 障がい者
議会が終わっても、相変わらずバタバタしています。

昨日は、すっかりネットの恒例行事となった座談会、
育ちにくい子どもについて語り合いませんか
を、サンハートで行いました。



今年の講師は、のぞみ牧場学園理事長の津田望先生。



津田先生やのぞみ牧場学園については、以前このブログでも紹介しました。
http://blog.goo.ne.jp/wa-tika-ro/e/bdddf4a3d97f7b34260c4d034f9841e0

この日会場には20名近くものお母さん・お父さんたちが訪れました。
津田先生のお話の後、参加者お一人おひとりには、自己紹介を兼ねて子育ての悩みなどを語っていただきました。
まだ小さいお子さんを抱え、将来が見えない不安でいっぱいのお母さんのお話を伺いながら、私も昔の自分を思い出してしまいました。

この日は、予想より多くの方に来ていただいたため十分なディスカッションができず、皆さんにはご満足いただけない点もあったかと思います。
私も障がい児を育てた先輩としてお話に加わりたかったのですが、時間の関係で結局何も言えなかったので、この場を借りて。

・ 「社会とかかわり、ネットワークを持つこと」の大切さ

特に、障がい児のママ仲間や療育の先生以外の、障害とは関係のない一般の人との交流がとても大事です。
その人たちは必ず、とても大きな力になってくれます。
なるべくたくさんの人を巻き込むことで障がいに対するバリアが取り除かれ、親がいなくても子供が自立できる社会に成熟するのです。

・ 「自分の気持ちを開放できる時間」の確保

よい療育機関に通い出だすと子供の状態がよくなるのは、スキルの高い専門家に接することでお母さんの気持ちが安定するからだと思います。
専門家でなくても誰でもいいので自分の悩みを思い切り吐き出せる時間、あるいは好きなことに専念できる時間、ボーっとくつろげる時間。
外部のサービスを遠慮なく利用して、そんな時間を一日のうち少しでも作るようにしてください。
そうすれば、子供と向き合うのが楽しくなります。子供がかわいいと心から思えるようになります。

・ 「この子はこれでいいんだ、何とかなる」と開き直る気持ち

他の子どもと比べない。すぐに進歩が見られなくても焦らない。
5年くらいたって振り返ってみれば、必ず成長しているものです。のんびり構えてください。
たとえ一生言葉がでなくても、心さえまっすぐ育っていれば、自分なりのコミュニケーション方法を見つけているものです。

  
津田先生やお母さん方のお話を聞きながら、生意気ですがこんなことを感じました。

障がい児を持つお母さん・お父さんたちがみな、楽しく子育てできる世の中になりますように。

皆さんの応援が励みになっています


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