市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

薬剤師の未来は

2014-07-31 | くすり
今日も、地域の声を聞いたり事務所で会議に出席したりとあちこち飛び回った一日。教育長とも面談させていただきました。
市原市はこの夏、現在開かれている全国高校総体のアーチェリー競技の会場で、近々高円宮妃が「お成り」になることに加え、東海大学付属望洋高校の市内初の夏の甲子園出場が決定したばかりです。
教育長もお忙しいながらも「嬉しいイレギュラーがダブルで舞い込んでしまって」と、終始笑顔でした。


さて、夜は千葉市で開かれた「千葉県薬剤師連盟 みらいフォーラム21」の学習会に参加。

厚労省は薬剤師に何をさせたいか?
今後の薬剤師はどう変わる?
というテーマで、薬学博士の藤井基之参議院議員にお話を伺いました。



現在世間を騒がせている危険ドラッグ(脱法ハーブ)や医薬品のインターネット販売など、興味深いトピックスはたくさんあったのですが、私が藤井先生のお話全体を通して最も印象に残ったのは、日本では、政府を含めた社会における薬剤師に対する認識が、まだまだ「医療従事者」ではなく「クスリの調剤者あるいは販売者」という域を出ていない、ということでした。
セルフメディケーションの推進や病院中心から在宅中心の医療へと政府が舵を切る中、今後の薬剤師のあり方も大きく変えていかなければなりません。
特に、今年の4月から薬局などでの自己採血検査が認められるようになったのは、大きな転機です。地域の薬局が住民の保健拠点として重要な役割を担うことが期待されるところです。

もともと薬剤師は「政治に疎い」と言われているようで、藤井先生もかなり忸怩たる思いがあるようです。
そもそも、今日のテーマ「国が薬剤師に何をさせたいか」ではダメで、「我々薬剤師が国に何を求めていくのか、あるいは何をしたいのか」という視点で、もっと自ら声を挙げていかなければならない、と盛んに檄を飛ばされていました。

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