市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

また始まる・・・!

2019-06-23 | 議会
ようやく選挙が終わったと思ったら、もう議会・・・。
28日の開会に向けて、明日は行政からの説明会が開催されます。にわかに慌ただしくなってきました。

こんな時にいつも思い出すのが、8年前初めて選挙に挑戦した時のこと。
先輩の元議員から
「当選したらすぐ議会が始まるから、今から準備しておくのよ。自分の耳で聞き取った話が課題になるからね」
と言われ、
「ええー!?そんなぁ。今は選挙で頭がいっぱいでそんなことまで考えられない!第一、議会なんて初めてで、質問のイメージすら湧かないのに・・・」
と途方に暮れたものです。

後でわかったことですが、他の会派の新人議員は、初議会の質問はパスして様子見することが多いのですね。
新人だろうが初議会だろうが、容赦しないのが市民ネットなのでした(^^;)

結局、私が議員になって初めて取り上げた質問テーマは、救急医療体制について。直前まで勤めていた病院の医師や看護師からいつも聞いていた話をもとに作成しました。
暗中模索でしたが、現場職員だった強みを活かした質問で、今でも我ながら初めてにしてはよくできたと思っています。

さてさて、これからまた始まる議会で、今回は何をテーマに取り上げましょうか。

一つ考えているのが、市役所本庁舎について。ハードの話です。
昨年の初めに4階建ての新庁舎(第1庁舎)を建てて約半分の職員がそちらに移ったのですが、残り半分は築47年の10階建て庁舎(第2庁舎)に残っています。
こちらの古い庁舎をどうするか。減築改修か建て替えか、現在検討が進められているところなのです。

市庁舎については、市民によるワークショップも開かれています。
写真は、つい昨日開かれた時の様子。


無作為に選ばれた市民が、千葉大の学生によるファシリテーション(サポート)で意見をまとめていきます。

比較的、いつもよりも若者や女性が多い印象(^.^)。

特に小出市政になってから、このように住民の意見を聞く機会がグンと多くなりました。このこと自体はとても良い傾向です。
ただ、これが「一応聞きました」というアリバイ作りだと言われないように、
「ワークショップの目的や意義を見失わないこと」や「ワークショップの結果をどう反映し見える化するか」
に留意する必要があると思います。

本庁舎は、私たちの生活の拠りどころであり市のシンボルでもある、特に重要な公共施設です。
予算も、第1庁舎が約50億でしたから、それ以上になるのは必至。
慎重に検討してほしい・・・。

どんな質問に組み立てるか、今はまだ混沌としている頭の中を整理しているところです。

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