市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

8050問題を考える

2019-06-21 | 生活困窮
この間、ある市職員から
「オザワさんの発言って、ほんとに是々非々ですよね!」
と改めて言われました。

裏を返せば、是々非々で発言する議員が少ないということなのでしょうか(^^ゞ
ともかく、素直に嬉しかったです!


さて写真は、地域住民の医療福祉を推進するための専門職の勉強会「ちーき会」にて。


今回のテーマは『8050問題』でした。

ちょうど3月議会で一般質問に取り上げたばかりのテーマです。
その時はまさかその後に川崎や練馬の事件が起きるなど夢にも思わず・・・。

内閣府が40~64歳を対象に調査した結果。

中高年の1.45%がひきこもりなのだそうです。

単純に市原市の人口規模で置き換えると、1400名くらい。
更に、私が住む市原地区で250名くらい。辰巳地区は60名くらい・・・。

意外に多い?少ない?

引きこもりの長期化で、本人ばかりか家族も丸ごと社会から孤立して見えなくなってしまうのが8050問題の難しさ。
親への医療や介護の介入がきっかけで、ようやく表面化することが多いようです。

グループディスカッションでは、病院職員からこんなエピソードが。
「親が救急車で運ばれて、初めて家に引きこもりの息子がいることがわかった。
それでも家から一歩も出ようとしない。
食事もとれないようなので、福祉事業所に連絡して食事を届けるなどの訪問支援につなげた」

こんな深刻なケースが、市原市でも山のようにあるのです。

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