市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

県庁を訪問しました

2020-04-17 | 健康・医療
入江晶子県議に取り計らっていただいて、新型コロナウィルス対策について県の担当部署への聞き取りを行いました。
日ごろ情報交換を行っている他市の市議や、もちろん森山さんも一緒です。



メインは、障害者施設について。
市内の事業者の通所やショートステイはほぼ利用できない状態が続いていて、ご本人やご家族の不安や負担は増しています。この状態が長引けば、コロナ感染より先にこちらで倒れてしまうかもしれません。
千葉県では東庄町の障害者施設での集団感染もあって、事業者はことさらナーバスになっているようですが、だからと言って無期限で一律に拒否されては困るのです。
放課後等デイサービスの窮状も深刻です。
国も県も特に事業の自粛を要請しているわけではないとのことですが、もう一歩踏み込んで、利用を希望する方々をどうしたら事業者が安心して受け入れることができるのかを考えてもらいたいと要請しました。

その他、薬務課・疾病対策課・医療整備課の職員からもお話を伺いました。

手指消毒用のエタノールは、高濃度エタノールも含めてかなり供給体制が整ってきたという印象を受けました。
当初は、各機関からの要求の3%も供給できませんでしたが、現在はほぼ100%要求に応えられる量を提供できるようになったそうです。在宅患者や医療的ケア児者に対しても、訪問看護ステーションや市町村を通じて配布されます。
ここで気になるのは、糖尿病でインシュリンを自己注射している方の消毒用アルコール綿など。
これは、今後必要な方を市が把握するしかないようです。

医療用のサージカルマスク・サージカルガウン・フェースシールドは、国から土曜日に各16,000枚無償提供。来週にも各10万枚規模の提供も予定されているそうですが、これがどの程度需要に見合うかは不明でした。
「発熱外来」の設置についてもお聞きしたのですが、こちらは回答がありませんでした。
まだ聞くのが早すぎたのかしら。。

いずれにしても、刻々と変化する大変な状況の中で時間を割いてくださった県職員の皆さん、そして入江晶子県議、本当にありがとうございました。

聞き取りの後、しばし各市の状況を情報交換。

「これからも、市民の声や現場の声をどんどん届けていきましょう!」

抗体検査 待ってました!

2020-04-17 | 健康・医療
市原市より、市役所でも明日(17日)から5月6日まで2班体制にして在宅勤務などを進めるとの連絡が来ました。
最近、普段は空いている議会棟の各部屋も、目いっぱい使って執務している姿は目にしていましたが・・・
職員の感染防止対策は大事で必要な措置だとは思いますが、
今までテレワークを導入してこなかっただけに、市民からの問い合わせや要望も多い昨今、必要な業務がちゃんと行えるのかという点は、やっぱり気になります。


さて国は、新型コロナの流行状況を把握するため、数千人規模で抗体検査を行う方針との報道がありました。
これは、新型コロナに関して個人的にこれまでで一番いいニュース!もう待ってました~という感じです。

抗体検査はPCR検査と違って、ウィルスの有無ではなく、感染したことによってできる抗体を持っているかどうかを調べるものです。
一般的でわかりやすいのがツベルクリン検査。以前、ツベルクリン反応が陰性だとBCGを打たれたという・・・あれです。
ツベルクリンは、結核菌の抗体を持っているかどうかを検査するもので、今結核に罹患しているかをみているわけではありませんよね。

新型コロナの抗体検査はチクッと針を刺して1適血液を搾り取ればいいだけ。その場ですぐに結果が出るし、自分でも簡単にできます。PCR検査よりもはるかに迅速に、大量に調べることができるのです。過去の感染者がどれくらいいるかもわかるので、罹患率や重症化率や死亡率など、実態の把握にも大いに役立つと思います。
少しでも無用な不安を取り除くために・・・一日も早く大規模な実用化を進めてほしい!

イカリソウ"アンバークイーン”

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