市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

私立の幼稚園が苦境に立たされています

2021-02-02 | 子ども
2月2日、今日は節分ですね!
何でも、2月2日の節分は124年ぶりとか・・・。

千葉県含む10都府県での緊急事態宣言が、来月7日まで延長されることになりました。
本庁舎では、1週間前ほど前からすべての入り口にサーモグラフィーを設置するようになりました。
写真は、議会棟の入り口を入ったところです。


しばらく我慢が続きますが、このところ市原市でも新規感染者数が明らかに減っていますので、春が近づくにつれて落ち着いてくると信じています。


さて、昨日は女性議員の有志で、市内の私立の幼稚園や認定こども園の関係者の皆さんと懇談の機会を持ちました。


待機児童問題が社会現象にもなったことで、国の政策によって保育士の処遇改善は徐々に進んでいます。
しかしその一方で、幼稚園教諭への支援は完全に置き去りにされてしまいました。

保育士と幼稚園教諭の給料格差が広がってしまったことで、学生の就職先が保育園に流れ、幼稚園は教員確保のため自前で人件費をUPし経営難に陥ったり、或いはクラス数を減少せざるを得なかったり、しまいには閉園に追い込まれた園も複数現れているのだそうです。

幼稚園から認定こども園に移行しても、そもそもの慢性的な人材不足は急には解消されず、来年度の運営の見込みも立たず苦境に立たされている園もあります。

市内の私立の幼稚園や認定こども園は、地域に根差して建学の精神を大切に守りながら市原市の子ども達を育んできたという誇りで、運営を続けてこられた法人がいくつもあります。
私の子どもたちもお世話になりました。
昔からいつも、重い障害を抱えた子どもも快く受け入れてくださっていたのは、紛れもなく私立幼稚園でしたから・・・。

待機児童数の解消を目的に保育施設数を充実させても、結果これで幼児教育の充実につながるのだろうか。
この窮地をどうにかできないものだろうか。
その場にいた女性議員たちは、皆同じ想いになったことでしょう。

皆さんの応援が励みになっています


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