市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

のらりくらりでブルーベリー摘み。

2011-08-13 | 障がい者
8月9日、
ネットのスタッフや声かけして集まって下さった市民の皆さんと一緒に、ブルーベリー摘みに行ってきました。

木更津のNPO法人一粒舎が手掛けるブルーベリーつみとり園、「のらり・くらり」
http://norarikurari.sakura.ne.jp/kurari.html



時間無制限、食べ放題です。
お昼前のじりじりと焼け付くような日差しももろともせず、
カゴを片手にイザ、出陣。

約3000坪の土地に1200本のブルーベリーが植えられてあります。



自家製有機肥料栽培、完全無農薬。実が大きくて甘い♪

紫色が濃くてヘタがつぶれているのが熟した実です。
様々な品種があって、それぞれに味わいが微妙に違うのがまた楽しい。

お昼の時間は、
以前大工さんだった職員の手で建てられたという東屋で、お弁当を頂きながら休憩しました。
その間、一粒舎代表の飯田さんにいろいろと話を伺うことができました。

立ち上げは8年前。
以前、飯田さんが生活ホームを運営して障がい者の世話をしていた時、
障がい者の一人が努めていた工場が倒産してしまいました。
次の就職先をと捜し歩きましたが、世間の「障がい者を雇う余裕はない」という厳しさを目の当たりにし、
障がい者が働ける場の必要性を強く感じました。
市のNPO推進課に相談に行ったところ、
担当職員に「ブルーベリーがいい」と薦められたのがきっかけだったそうです。

現在利用している障がい者は16名、世話をする職員が8名です。
自閉を伴う知的障がい者が多いので、強制はせず、一人ひとりの個性にあった働き方を尊重しています。
実際にブルーベリー畑の世話ができるのは三人くらいで、
エアコンのきいた部屋でずっと編み物をしている人もいたりするそうです(^_^;)
園の名前の通り、あくせくしないで「のらりくらり」。
決して楽な事業ではありませんが、最近軌道に乗ってきて、
二年前からやっと自分もそれなりにお給料がもらえるようになったと飯田さんは穏やかに笑っていました。

私と一緒にお話を聞いていた仲間たち共々、飯田さんの意志の強さや行動力に感心しきりでした。
「考えていたら、何もできない。とにかく一歩、踏み出すこと」
という力強い飯田さんの言葉が一番心に残りました。
私も出馬を決めたときはそんな心境だったかな・・・
「オザワさんの場合は、ただの無鉄砲でしょ!」という言葉もチラホラ聞こえないでもないですが・・・(~_~;)


(あまりの暑さに汗ダラダラでメイクは崩れまくり。でも大満足!)

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