関東・東北を襲った豪雨は、犠牲者も出るなど、大災害になってしまいました。
行政の避難勧告などの発信の遅れも指摘されていますが、私はやっぱり、群馬大の片田敏孝教授が常々おっしゃっていることに深く共感するのです。
片田教授は、東日本大震災の際に大きな話題になった「釜石の軌跡」の立役者です。防災教育の第1人者と言ってもいいと思います。
その片田教授が今回の災害でも強調されているのが、
「どんなに行政が情報を適時・的確に発信しても、それを受け取る住民側の判断で結果が決まってしまう」
ということです。
行政からの情報は決められた地域一帯に流されますが、
崩れやすい崖が家の脇にあるのか、赤ちゃんや動けないお年寄りが家族にいるのか、平屋なのか2階建てなのかなど、同じ地域でも危険度はその人その人によって大きく変わってきます。でも、行政がそこまで判断するのは不可能なのです。
3.11以来「自助・共助」の大切さは徐々に浸透してきているとは思いますが、
少なくとも、「避難指示が出なかったから逃げなかった」ために大切な命を失うという悲劇は、もう繰り返してはならないと思います。
ちなみに市原市も、今回の豪雨では議会棟に一時災害対策本部が設置されました。
主に海士有木のあたりで床下浸水が19棟・土砂崩れもあったようですが、避難者もなく、大事には至らず済んだようです。
でも、東北の被害を目の当たりにすると、改めて防災行政や地域防災のあり方について考えさせられずにはいられません。
そうそう、
16日水曜日に森山かおる議員が個別質問で登壇するのですが、持ち時間30分、目いっぱい防災について取り上げます!
ぜひこちらの質問答弁にも注目して下さい。
行政の避難勧告などの発信の遅れも指摘されていますが、私はやっぱり、群馬大の片田敏孝教授が常々おっしゃっていることに深く共感するのです。
片田教授は、東日本大震災の際に大きな話題になった「釜石の軌跡」の立役者です。防災教育の第1人者と言ってもいいと思います。
その片田教授が今回の災害でも強調されているのが、
「どんなに行政が情報を適時・的確に発信しても、それを受け取る住民側の判断で結果が決まってしまう」
ということです。
行政からの情報は決められた地域一帯に流されますが、
崩れやすい崖が家の脇にあるのか、赤ちゃんや動けないお年寄りが家族にいるのか、平屋なのか2階建てなのかなど、同じ地域でも危険度はその人その人によって大きく変わってきます。でも、行政がそこまで判断するのは不可能なのです。
3.11以来「自助・共助」の大切さは徐々に浸透してきているとは思いますが、
少なくとも、「避難指示が出なかったから逃げなかった」ために大切な命を失うという悲劇は、もう繰り返してはならないと思います。
ちなみに市原市も、今回の豪雨では議会棟に一時災害対策本部が設置されました。
主に海士有木のあたりで床下浸水が19棟・土砂崩れもあったようですが、避難者もなく、大事には至らず済んだようです。
でも、東北の被害を目の当たりにすると、改めて防災行政や地域防災のあり方について考えさせられずにはいられません。
そうそう、
16日水曜日に森山かおる議員が個別質問で登壇するのですが、持ち時間30分、目いっぱい防災について取り上げます!
ぜひこちらの質問答弁にも注目して下さい。