私達がアンコールワットに行ったことがあると言うと・・・
「それなら話は早いですよ」 と比較説明してくれるタムさん
「わかりますか?」
「はいっ!分かりましたっ!説明しろと言われると無理だけど、すっごくよく分かったです!!」
遺跡からの出土品はほとんど、ダナンにある 《 チャム博物館 》 に展示してあるとのこと。
チャンパ王国のこともこの博物館に行くとよく分かるのに・・・とタムさん残念そう。
私達以外誰もいない、雨にけむるミーソン遺跡
壮大さはアンコールワットの比ではないけれど、神聖かつ神秘的な場所でした。
駐車場へ帰る道で・・・
「日本の歌を歌ってくださいよ はいっどうぞっ!さくらの歌歌ってくださいよ はいっどうぞっ!」
「はいどうぞて・・・さくらの歌?コブクロ?森山直太郎?」
「この歌ですよ」 と歌詞を書いた紙を差し出すタムさん。
そこにはキレイな字で 《 さくら さくら やよいのそらも みわたすかぎり 》
「あ~~~はいはい」 すっかり忘れていた歌をこんな地で思い出すとは・・・。
しかもタムさんの担当した方達の年齢層が分かる・・・。
その後も何度も言われた 「はいっどうぞっ!!」
ダナンの空港へ
予定より早く到着したので、タムさんが 「1本前の飛行機に変えますよ」 と言ってくれたが
「残念ですがこの券は変更できないですよ」 と・・・。
ここでタムさんとお別れ 本当にお世話になりました。早くピローンを切ってね~
19:10発 VN339便 ホーチミンへ。
待つこと2時間半。 何もする事がなく退屈~。
「ねぇねぇなんで私達が乗る339便の行き先ホーチミンじゃないの?」 と 目の早い I
フライト表示を見ると・・・
「そういえば何年か前にボルネオに行った時クアラルンプールから乗った飛行機がそうだったよ。
その時も知らなかったけど、どこかの島で一度着陸したもん。大丈夫だよ、その時飛行機の中で待ってたし」
なるほど・・・だからこのチケットは1本前の飛行機に変更できなかったんだ・・・。
旅行会社から貰った予定表を改めて見たら・・・ホーチミンまで通常なら1時間10分のところ2時間40分
「ひゃ~私達どこに連れて行かれちゃうの?~~~」