VN339便は胴体の前の一部がペローンとタラップになる小さな飛行機だったが、年末で満席状態。
どこだか分からない小さな小さな飛行場へ到着。
こんなところ一生のうち来るとは思わなかった~~
私の隣席のおじ様もここで降りるのね。
「ホーチミンまで行くんですか?」と質問される。「YesYes!」
そのおじ様、私達の事をCAに言ってくれたみたい。ありがとうやさしいね。
でも私達の胸元には「乗り換えワッペン」が貼ってあるので大丈夫。
乗客はドンドン降り・・・気が付けば機内には私達だけ。
「ありゃ?」
機内で待つつもりでいるのにビミョ~な空気感。
一度降りるらしい・・・。 言ってよ~ゆっくり言ってくれれば分かる・・・かもしれないから~
飛行機を降り建物の方に行くと・・・チケットを4枚持った男性が近づいてきた。
写真を明るく修正してやっとこんな感じ
点検するので待合室で少し待って欲しい・・・とか言ってるみたい。
手渡されたのはホーチミンまでのチケット。でも4枚ある・・・・・・・・ともう1人、おとなしそうな青年が・・・。
「もし墜落したら家族驚くよね~」「あいつらどこに行ってんだ~とか言っちゃって」「こんなとこ来てるなんて誰も知らないもんね~」
どこまでもお気楽トリオ。
ホーチミンまでは、4席×16列の飛行機に乗客4人とCA4人
これを贅沢と言うべきか言わざるべきか?
「どこに座っても良いよね」と好き好きに座ったら・・・飛行機の後ろが浮くのでもっと後ろに座ってくれと・・・
お役に立った我らの体重! 座席を戻せとかシートベルトをしろとかも言いっこなし。
CAもシートに座り、のんびり気分。
なんだか無駄な時間も結構楽しい事になった。
こんな事があるから旅は止められな~い
帰国後調べると、私達が降り立った場所は 『バンメトート』 という中部の山の中の街だった。
少数民族がいてコーヒー豆の栽培が盛んらしい。
ガイドブックでベトナムの地図は何度も見ているのに、一度も目に留まらなかった『バンメトート』
と言っても・・・もう行くことは無いだろうなぁ・・・。
て・・・行ったりして・・・
イヤイヤ 2回アジアが続いたから次回はアジア以外希望!!!
=完=