魔導の系譜 1〜4巻
原作、佐藤さくら
漫画、イヌヅカヒロ
魔導士が虐げられる国で
三流魔導士レオンが押しつけられた
身寄りのないセルディア人のゼクス。
プロローグ的な部分ではレオンが主人公で
本編はゼクスが主人公かな。
所々でレオンの近況も挟まれるけど。
ゼクスは才能はあるのに文字が読めないのを
隠したいため魔導を習うことを拒否してる
ことに気づいたレオンは、
本を読まなくても身につけることはできると
根気よく教えてくれる。
虐げられないために〈鉄の砦〉に入ることを
目標にしているゼクスだが、
レオンが断っていることを知りショックを受け
レオンに酷いことを言って自ら〈鉄の砦〉に
志願する。
しかし文字が読めないことを隠したくて
気性が荒く人見知りなゼクスは困難続き。
そこにゼクスを面白いというアスターと出会い
仲良くなる。
アスターにだけは文字が読めないことを
教える。
そして、アスターは実は第3皇子だけど
導脈を持ってたため身分を隠して
魔導士になっていた。
そんなゼクスとアスターは
戦前に出ることにはなり悲惨な現状を見て
反乱軍の方へつくことにする。
それを風の便りに知ったレオンもまた
旅立つことを決める。
というまでが4巻です。
〈鉄の砦〉に入ってから、
ゼクスはレオンの優しさや
大事にしてもらってことや
師匠として大切だったことに気づき、
三流と蔑まれるレオンの名を轟かせたい
自分の師匠はレオンだけと
他の師匠を持たないと心に決めてたりします。
レオンはゼクスを心配しつつも
ゼクスには嫌われてしまっただろうと
思ってるようです。
すれ違ったまま
それぞれの道を行く2人は、
どうなってしまうのか。