てんとう虫の歳時記 2

主に狭山丘陵の野鳥、昆虫、植物などを写真を中心に綴ります。

ウスタビガの空繭

2019年01月09日 11時15分35秒 | 日記

鳥を探しているときに、鮮やかな緑の葉っぱを見つけた。

これは、葉っぱではなくてウスタビガの空繭だと直ぐに気が付いた。

「森のハンドバック」の愛称で知られている。

そういえば、今季はウスタビガの幼虫にも成虫にも合うことがなかった。

 

          2012年11月18日に撮ったウスタビガの成虫。

         


タマバチの一種 ♀

2019年01月09日 10時44分08秒 | 日記

 

 

 

 

フユシャクの♀を探しているときに見つけた虫。コンクリートの柵の上に2頭が歩いていた。

いろいろ検索したが種名に辿り着けなくてギブアップ、虫に詳しい方にメールしてお尋ねした。

タマバチ科の仲間のCynipidae  gen. spだと教えて頂いた。

 

Hirokou's Field Notes 様には次のようにある。

一見アリに見えるが、これはおそらく「タマバチ」の一種だと思われる。
タマバチには多くの種があるようだが、夏と冬に発生し夏にはオスメスが現れ交尾をして産卵するが、冬に発生するものはメスのみで卵を産む単為生殖だそうだ。
タマバチが産卵したところには虫こぶができ、卵からかえった幼虫はこぶの中で育つ。
コナラの芽にできる虫こぶはこのタマバチの仕業の可能性が高い。