在庫からの投稿。
手はしっかりとバッタを掴んでいる。
又、来年の正月も来るだろうか。
鳥を探しているときに、鮮やかな緑の葉っぱを見つけた。
これは、葉っぱではなくてウスタビガの空繭だと直ぐに気が付いた。
「森のハンドバック」の愛称で知られている。
そういえば、今季はウスタビガの幼虫にも成虫にも合うことがなかった。
2012年11月18日に撮ったウスタビガの成虫。
フユシャクの♀を探しているときに見つけた虫。コンクリートの柵の上に2頭が歩いていた。
いろいろ検索したが種名に辿り着けなくてギブアップ、虫に詳しい方にメールしてお尋ねした。
タマバチ科の仲間のCynipidae gen. spだと教えて頂いた。
一見アリに見えるが、これはおそらく「タマバチ」の一種だと思われる。
タマバチには多くの種があるようだが、夏と冬に発生し夏にはオスメスが現れ交尾をして産卵するが、冬に発生するものはメスのみで卵を産む単為生殖だそうだ。
タマバチが産卵したところには虫こぶができ、卵からかえった幼虫はこぶの中で育つ。
コナラの芽にできる虫こぶはこのタマバチの仕業の可能性が高い。