畑野地蔵祭文弥人形 2011年08月24日 00時14分36秒 | 調査・研究・紀行 佐渡にはまだ縁日が生活の中に根付いている。畑野磯吉堂の縁日で文弥人形が演じられた。ひらがな盛衰記は中小路青年団による操りで、巴御前の奮戦を力いっぱい演じ、若いエネルギーを感じた。出世景清阿古屋自害の場は老練な真明座が演じた。太夫は久保宗香師匠が三段とも熱演し、汗だくになっていた。感心したのは、舞台だけでなく、観客に必ず子供たちが混じっていることである。
猿八座サハリンチーム配役決定 2011年08月22日 16時02分43秒 | 猿八座 9月には、サハリン公演と、豊田市公演の二つがあり、どちらも「信太妻」を演じますが、それぞれの配役を決めました。稽古では、録音テープを使う部分稽古もありますが、一日に三回も通しで語る日もあり、さすがに、喉が痛くなり、声が涸れました。この「信太田」は1時間強かかりますので、 体力もいります。語ってる途中で、疲れて眠気に襲われるなんてことは、初めてのことです。
猿八座夏合宿 2011年08月19日 16時01分57秒 | 猿八座 猿八座の夏合宿が新発田の心すい房で行われています。海風がさわやかで、新潟はすでに秋の気配も。 サハリン公演に向けての信太妻子別れの段は、狐の本性を童子にみられて、有名な和歌、「恋しくば尋ね来てみよ和泉なる信太の森のうらみ葛の葉」を書き残し、信太の森に帰って行きます。 座員の皆さんも、ようやく説経節に慣れ、人形の動きや反応が良くなってきました。