猿八座 渡部八太夫

古説経・古浄瑠璃の世界

国民文化祭参加 山椒太夫 長岡歴史博物館公演

2019年10月22日 18時36分23秒 | 公演記録
全九回の国民文化祭公演のうち、5回目までが無事に終了。長岡の歴史博物館では毎年、佐渡の真明座による文弥人形公演が行われているだけあって、観客の目も肥えております。要所要所で、的確な反応をいただき、芝居が大いに盛り上がりました。母君開眼の瞬間の拍手を久しぶりにいただいて、私も一安心。これぞ浄瑠璃冥利であります。

母君開眼。厨子王が持っているのは地蔵菩薩の持仏。

国民文化祭参加公演 山椒太夫 新潟ふるさと村

2019年10月07日 21時41分42秒 | 公演記録
東京から新潟に通う楽しみのひとつは、道々の山並みを眺めては、次の修行場を探すことだった。それに、なんといっても谷川岳を拝することがなんといっても喜びだった。今度、奈良から新潟に、飛行機で通うことになって、なによりなのは、まず富士山を拝し、それから、
御嶽、乗鞍、北アルプス付近を上空から俯瞰することである。50分間のパノラマから目がはなせない。


富士山遠望


穂高岳付近


さて、それはさておき、3回目の国民文化祭参加公演「山椒太夫」は、新潟「ふるさと村」で行われました。多くの方々のご来場ありがとうございました。先回の直江津からの帰りに、上越妙高から新幹線に乗り、金沢からサンダーバードに乗り換えて京都まで戻ったのですが、この車中で、どうやら「風邪」か「インフルエンザ」かわかりませんがいただきまして、今回は、鼻声のがらがら声で、申し訳ありませんでした。一日二回公演という時に限って、どうもこういうことになるようです。熱がなかっただけよかったです。一部のご感想によりますと、枯れててよかったとか・・・・



撮影:藤田雅善