第6回目となった新潟大学人文学部附置地域文化連携センター主催公演の演目は「平家女護島」でした。振り返ってみますと、平成24年の第1回目が「信太妻」、平成25年「阿弥陀胸割」、平成26年「山椒太夫」、平成27年「源氏烏帽子折」、平成28年「耳なし芳一」と常に新しい演目に挑戦する機会をいただいてきたことになります。こうした貴重な機会を提供していただいたのは、とりもなおさずセンター長の栗原先生のお陰でした。本当にありがとうございました。その栗原先生も今年度末で御退官されますので、このシリーズの公演は取りあえず、一段落ということになります。これまで、御声援を戴いた皆々様にも、深く御礼申しあげます。
鬼界ヶ島に赦免状がもたらされるが、そこには「俊寛」の名が無い。上使の「瀬尾」は憎まれ口をききまくり、「丹左衛門」は心ある侍だった。
「瀬尾」は、成経の妻「千鳥」の乗船をどうしても許さない。自分の妻が殺されたと聞かされた「俊寛」は、一計を案じる。
「俊寛」は、上使の「瀬尾」を討ち果たし、自ら罪をつくることで、「千鳥」を舟に乗せるのだった。
「俊寛」を島に残し、舟が去って行く。
鬼界ヶ島に赦免状がもたらされるが、そこには「俊寛」の名が無い。上使の「瀬尾」は憎まれ口をききまくり、「丹左衛門」は心ある侍だった。
「瀬尾」は、成経の妻「千鳥」の乗船をどうしても許さない。自分の妻が殺されたと聞かされた「俊寛」は、一計を案じる。
「俊寛」は、上使の「瀬尾」を討ち果たし、自ら罪をつくることで、「千鳥」を舟に乗せるのだった。
「俊寛」を島に残し、舟が去って行く。