猿八座 渡部八太夫

古説経・古浄瑠璃の世界

第11回 村上人形浄瑠璃を楽しむ会 

2018年10月29日 12時38分27秒 | 公演記録
7年のうちに11回の開催もの開催回数を誇る会です。猿八座の最も強力なサポーターとして有り難い存在。今回も150人を越える皆様においでいただきました。誠にありがとうございました。演目は、平家女護島2段目全。一時間半みっちりですね。やるほうも観るほうも。ご苦労様でした。

この段は「俊寛」とも言うくらいですから、俊寛が主人公的ですが、島の娘「千鳥」が演じ処です。


流人である丹波少将成経(なりつね)は、島の海女「千鳥」と夫婦となる。写真は、水杯の祝言の場面。ようく見ると、沖の方から船が近づいて来た。



突然の赦免の知らせに一同大喜びをして、いざ上船という段。上使の妹尾は無下にも、千鳥の上船を許さない。



千鳥のくどき。「鬼界ヶ島には鬼は無く、鬼は都にありけるぞや」 のせてたべと絶叫する千鳥。

猿八座 寺泊・髙柳公演 無事終了

2018年10月01日 12時50分52秒 | 公演記録
9月23日(日)には、寺泊の真宗養泉寺の本堂にお邪魔いたしました。演目は信太妻と狢。


信太で泣いていただいて、狢で、大笑いをしてもらえますと、ほっとします。沢山のご来場ありがとうございました。

翌週の9月29日(土)30日(日)は柏崎市髙柳での2回目の浄瑠璃鑑賞会でした。台風24号の接近で、中止も覚悟という感じでしたが、黒姫山の神様のおかげで、奇跡的にたいした雨も降らずに済みました。

黒姫神社での奉納三番叟。

山椒太夫より鳥追いの場
二日間にわたり、大変お世話になりました。