今年の下座チームは、3名でした。
笛:高崎・三味線:中田・鳴り物:渡部 : 三味線は中田さんにお任せして、私は太鼓・鳴り物に集中させていただきました。
東海大学菅生高校吹奏楽部の皆さん
じゃりんこ五人男:立派に勤めました。
佐倉義民伝:渋い芝居ができるようになりました。
真夏日のリハーサルでした。いつもなら、寒さに震えての稽古が必ずあるのですが、今年は、
ヤブ蚊に追われての稽古でした。
さて、いよいよ、管生歌舞伎も明日に迫りました。各新聞にも大々的に報じられています。
お近くの方は、是非ご覧下さい。午後一時からです。詳しくは、
http://blog.goo.ne.jp/wata8tayu/d/20130917
をご覧下さい。
今年の見所は、管生の太夫、鯉川鰻太夫(野口怜)のデビュー戦です。太棹三味線は中田惹八が勤めます。
また、初菊役の森田速人も初役です。口の部分を付け加える等、充実した十段目になっています。
幸い良い天気になりそうです。秋の佳き日を、芝居でお楽しみ下さい。
既にご案内しましたが、今年の菅生歌舞伎は、組み立て舞台ではありません。管生村の奥地
菅生高校の入り口近くにある「野口邸」をお借りして、舞台を組みました。お客様は、庭の芝の
上でご覧いただくので、本当の芝居です。あと二週間程の稽古は、夜の8時頃から、野外ステージ
で行われます。お近くの方は、どうぞご覧下さい。本番は、10月13日(日)ですが、前日の土曜日
も、当日と同じスケジュールでリハーサルをしています。こちらもどうぞご覧下さい。又、雨天の
場合は、翌14日に延期します。多少の雨なら決行ですが、これまでの例では、台風等の場合は
中止になることもあります。
二年ぶりに建てられた「東京都有形民俗文化財菅生組み立て舞台」の美しい姿
心配していた雨でしたが、熱中症注意を呼びかける程の陽気の中、無事に正勝神社奉納歌舞伎が行われました。稽古では、ダメだしばかりでしたが、本番では、人が変わった様に上出来でした。特に浜松屋の芝居運びは大変上達しました。それは観客の歓声で良くわかりましたね。今年は、観客の皆さんに助けられました。ご声援ありがとうございました。
下座チームは今年も、笛・高崎、三味線・中田、唄・太鼓・三味線・渡部で務めさせていただきました。特に三番叟の「鈴の舞」では、私が作曲した「猿八三番叟」を使って、踊ってみました。人形の踏みも人間の踏みも同じですね。
テンポ良く展開できた浜松屋の様子(撮影:崎村さん)
おひねりが飛び交った白波五人男(撮影:崎村さん)
毎年、秩父歌舞正和会の皆々様にはお世話になっておりますが、本年も大変お世話となりました。ご支援ありがとうございました。