言わなければならない事は言わないと前には進まない

生活する中において言わなければならない事や、他の記事で共感したことなどを中心に。今その時の思いを表す。

<桐生より>本物の風評とは・・・by アーサー・ビナード

2013-02-27 05:39:58 | 言いたいことは何だ
 
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出典 パンダジェフスキー博士
 
 

 
 
 
http://niwayamayuki.cocolog-nifty.com/blog/2013/02/by-8ef0.html
元桐生市議会議員 庭山由紀 氏より↓抜粋転記 

2013年2月24日 (日)



本物の風評とは・・・by アーサー・ビナード
 
 
アーサー・ビナードさんが新聞に投稿したわかりやすい「風評」についての投稿文を紹介します。
 

【本物の風評被害とは・・・】
 
 風評被害で、日本は大変なことになっている。それは、ぼくも認める。みんなで力を合わせ、風評被害に立ち向かい、払拭しなければならないと、ぼくも本気で思っている。ただ、日本のマスコミが取り上げる「風評被害」と、ほくが理解する「風評被害」の間には、かなりのギャップがある。      
     
 たとえば東京は浅草、仲見世の土産物店の経営者が、外国人の観光客の激減を嘆き、売り上げは9割も落ち込んでいるとため息をもらす。そしてそれが「原発事故の風評被害」と、話がまとめられる。しかし本当にそうなのかと、ぼくはうたぐる。

 
 
 実際、福島第1原子力発電所の1号炉も2号炉も3号炉もメルトダウンをきたし、大量の放射能汚染を海に垂れ流し、大気にまき散らして、
制御不能の悪夢はいまだに出口が見えない。
 
 
そんな現況下、好きこのんで高い料金を払い、愛する家族といっしょに国際線に乗り、わざわざ日本へやってくる人は、そう多くはないだろう
 
 
 
当たり前の用心というか、
最低限の自己防衛と言うべきか
 
 
観光客激減を「風評被害」と呼ぶ者に対して、ぼくは聞いてみたい。
「この25年の間にベラルーシやウクライナへ遊びに行きましたか?」
 
 
 また、日本政府が「安全だ」と宣言しても、
メード・イン・ジャパンの品物を対象に
各国の港で放射能測定が行われたり、
海外の消費者が敬遠したりしている現状が
大きく報道され、
やはりこちらも「風評被害」によるものと、
結論づけられる。
 
 
でも
 
3月11日から情報を隠蔽(いんぺい)しつづけ、
「レベル4」だの
「レベル5」だの
「格納容器は健全である」だの
 
欺瞞(ぎまん)のかぎりをつくし、
真実を語ろうとしないジャパンのお偉い方たちの
「安全宣言」を、誰が信じるというのか。
 
 
 
日本製品がそっぽを向かれているのは、
永田町が世界の善良な市民の信用を
溝(どぶ)に捨てた報いであって、
「風評」という次元ではない。
 
             
 では、ぼくが正真正銘の「風評」として
憂慮しているのは何かといえば、
原子力の専門家たちの「被ばく比較」がその最たるものだ。
 
 
 「マイクロシーベルト」という単位を巧みに使って、福島第1原発がもらす放射性物質にさらされている人々の被ばく量と、
胃のレントゲン検査のそれとを比べ、
 
 
「人体への影響はない」

のたまう。
 
 
 
あるいは、飛行機で太平洋をわたった場合、
乗客1人当たりが浴びる放射線も、
もっともらしく比較対象に使って、
「心配はない」と言い張る。
 
 
 
ところがレントゲンを何回撮られても、
筋肉をしつこくむしばむセシウム137が
体内に入ることは考えにくい。
 
 
 
 
国際便で頻繁に飛んでも、
骨をじりじりやっつけるストロンチウム90に
つけこまれることは、まずない。
 
 
 

 内部被ばくと外部被ばくをごっちゃにするなんて、
医者が内服薬と外用薬を混同するようなもので、
わざとやっているなら犯罪的だ。
 
 
これぞ風評被害。

 
 

 本当のことをいうと、
内部被ばくには「安全」といえるレベルが存在しない。
 
どんな微量でも、
とりこんだ体の組織次第で、病気になる可能性がある。
 
 
ただし「ただちに」ではなく、
数年後に影響が出るので、
悪質な専門家たちは今のうちに
被ばく比較の風評を堂々と吹いていられる。
 
彼らはきっと責任逃れの「自主避難計画」も、
ひそかに練っていることだろう。

 
セシウム137の半減期が約30年で、
ストロンチウム90のそれは約29年だ。
 
本物の風評被害について、
ぼくらもそれくらい粘り強い記憶を、持ち続けなければならない。

 

アーサー・ビナード
(Arthur Binard )アメリカ合衆国、1967年7月2日ミシガン州生まれの詩人・俳人、随筆家、翻訳家。妻は詩人の木坂涼。
詩集「釣り上げては」で中原中也賞。

(2011.6.6 熊本日日新聞)

栃木県・日光で震度5強 東日本大震災が誘発か~地震や津波など「自然災害」には、逆らえないのです。 僕は,「備えあれば憂いなし」なんてのは、通用しないと思っています。

2013-02-27 05:26:49 | 言いたいことは何だ
さっきも揺れましたね。
3.11から2年目になろうとしていますが・・・。なかなか、収まりませんね。
これは、地球規模の事ですから、人間の時間感覚とは違い、長い地球の営みの一部と捉えるべきでしょうか・・・?

3.11はこれまでの最大級のM9.0の大きな地震でした。
だから、地球全体に歪みが生じてるのでしょう。
世界で、地震が頻発指定ますし、津波が襲来したところもあります。


気象庁によると、今回、震源地となったエリアでは東日本大震災以降、地震活動が活発化しており、今回の地震も、東日本大震災により誘発された可能性が高いと発表しています。

そして、【Hi-net 高感度地震観測網】ー(独立法人 防災科学研究所)
http://www.hinet.bosai.go.jp/?LANG=ja
過去一ヶ月の日本全国の地震は、こんなにも発生しています。驚きですよね。


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 更に、2012年11月18日から今までの過去100日間の地震は・・・。
なんと671回発生しています。(気象庁)
http://bousai.tenki.jp/bousai/earthquake/seismicity_map/?area_type=japan_detail&recent_type=100days

過去100日間の地震発生マップ

◆東日本
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◆西日本
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 このうえの画像だけを見ると、素人ですが・・。
地震学会などで指摘してる、「東京都市直下」、「東南海トラフ」などの地域は少ないように感じるかもしれません。しかし、逆に言えば、それだけ地震のエネルギーを溜め込んでいるとも言えます。
この地域で、仮にM8.0クラスの地震が発生すれば、人口過密地帯で工業地帯。原発もあります。
東日本大震災とは比にならない、人的、物的被害となることは明白です。


関東大震災は、1923年(大正12年)9月1日に、神奈川県相模湾北西沖80kmを震源として発生したM7.9の大正関東地震による地震災害です。神奈川県を中心に千葉県・茨城県から静岡県東部までの内陸と沿岸に広い範囲に甚大な被害をもたらしました。
それから、90年経過しています。周期的に考えても直ぐにでも発生しても、おかしくないかと僕は思います。
↓↓関東大震災の被災画像です。

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だから、3.11東日本大震災は決して、「対岸の火」と考えるのは非常に危険です。
自分の事として、真剣に考えそれなりの備えをしておくべきです。
自分の命は自分で守る・・。
三陸の教え。「津波てんでんこ」、「地震てんでんこ」=(例え家族であっても、一人ひとりがテンデンバラバラでも、高台など安全な場所に逃げる)こそが大切な考え方でしょう。


ホントは、2011.3.11からの地震発生マップを掲載したかったのですが・・・。
地震のマークだらけで、日本列島が全て埋まってしまい、訳の分からないような画像になってしまいます。
それだけ、3.11東日本大震災からの地震が多いという事です。

被災者の僕らの身体は、地震に凄く敏感になっています。
「あの日 あの時」が蘇って来ます。そして、直ぐ津波は・・・?と思ってしまいます。
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そして・・・・・。落ち着いいて、心配になるのは福島第一原発事故のあの崩壊し傾いてる建家です。
「核燃料棒が露出しないか・・・?」
もしも、したら、地球上に放射能が拡散されて、もう日本列島には人が住めなくなります。

3.11の時に、地盤も歪んで沈下してるのです。恐ろしいことです。
この先、30年以上も収束にかかるのです。その間に大きな地震があれば・・。大変なことになります。

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島国日本。地震大国日本です。
地震や津波など「自然災害」には、逆らえないのです。
僕は,「備えあれば憂いなし」なんてのは、通用しないと思っています。



人間が作った、津波防潮堤などなんの役にも立たなかったし、これまで、三陸を襲ったのに、その津波の恐怖の風化などなど・・
完全に人間の弱みに突き行った地震と津波でした。
人間の「備え」など知れたものです。
3.11東日本大震災はそれを、教えてくれたのです。

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日光で震度5強 東日本大震災が誘発か
日本テレビ系(NNN)  2月25日(月)20時59分配信
イメージ 125日午後4時半頃、栃木・日光市で震度5強を観測した地震について、気象庁は、東日本大震災の地殻変動によって誘発された地震である可能性が高いと発表した。
 気象庁によると、今回、震源地となったエリアでは東日本大震災以降、地震活動が活発化しており、今回の地震も、東日本大震災により誘発された可能性が高いという。栃木県北部では東日本大震災以降、震度3の地震が観測されていたが、今回の震度5強は最大規模で、今後1週間程度は最大震度4程度の余震に注意が必要だという。
 また、震源地付近の栃木県、福島県、群馬県、新潟県の県境では雪が多く積もっているため、余震などの影響による雪崩や落雪に注意するよう呼びかけている。
 東日本大震災では、東北地方から中部地方にかけて大規模な地殻変動が発生したため、これまで地震活動が活発でなかった所でも地震が発生している。気象庁によると、震災翌日に長野県で起きた震度6強の地震と、4日後に富士山直下で起きた震度6強の地震も、東日本大震災で誘発されて起きた地震としている。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20130225-00000050-nnn-soci#contents-body