じゆぅ~っていったいなんだぁ~~い
どぉ~~~~すりゃじゆ~うになるかぁ~い?♪
と、一種のトランス状態で歌い踊っていた
黒板純君15歳、しかも体育着姿で・・・
ナ~イスッ。
体育着は青春の代名詞じゃのぉ、純く~ん。
いやはやなにはともあれこの作品での純君が
北の国からお届けされた物語の中では、
いっとぉ~、飛びぬけて、大好きであります。
この作品はいろんな意味で強烈でありました。
なんてたって、衝撃初登場の大里さんちのレイちゃん。
純君じゃなくったってビックリだよ、あの輝き振りは。
まるで天然ラメ入り少女だったっす。
この作品を見終わった後、
レイちゃんの切り抜き写真を片手に
美容院へと足を運んで、
「これと同じ髪型にしてくださいっ!」(=レイちゃんにしてくださいっ!)
と若さの暴走チャレンジャーで美容師さんに
挑みかけた私でありましたが、出来上がってみたら
レイちゃんはどこにもいなくて、かわりに
「森昌子です」
となってしまったという、まぁ、あれですな、鼻毛の、
いや若気の至りでごぜいやした。
で、それがなんなの?
ということでありますが、なんでもねぃです、すみません。
「初恋」という作品を懐古する時
いつも脳裏に浮かんでくるのが、
ペンチくんったらレイちゃんと
あいらぁ~びゅ~♪
だっつーのに、
帰ってきた酔っ払いゴロ~だよ、
なさけないじゃないかぁとぉさん!
せっかくの風力発電なのに、
あっというまにメリークリスマスなんだね、
でも夜逃げだってよ、お兄ちゃ~んっ
三万円とっとけ泥がついてるゥルルルルル~、
まったく男はつらいぜ、満男くん大好きうきゃ♡
いや最後のうきゃ♡はどうでもよくてですね、
上記したこの作品に出てくる場面が、
当時の私には全てモーレツにきょーれつだったであります。
特に突然の雨に降られて、純君とレイちゃんが
納屋で雨宿りするシーンは、
「・・・・・・・・~!@#$%^&*+?!!!!」
文字記号完全使用のオドロキッ、
って感じでありました。
しかしレイちゃん、
いくらなんだって、
同い年の男の子の前で、
いきなりしみ~ず姿には、
ならないだろうと思われ。
いくらなんだって、
あんな短い襟足の髪を、
両手でむりやり絞ったりはしないだろう、
と思われ。
いくらなんだって、
オザキにたいして、
「私も狂ってるの!」って、
「狂ってる」って言葉は、
死語なのではないだろうか、
と思われ。
いくらなんだって、
どうみても、
はんぺんなみの白さなのではないだろうか、
純君、
うきゃきゃ♡
と思われ。
以上がこの場面初見当時の私の感想でありましただ。
この作品での純くんは、他の作品で見る純君とは、
ちび~っと純度脱線しているように感じるのは
外道なのでせうか?
なんか、やけに、純君にしてみると、まっすぐでありますだ。
いや、純君は基本的にはまっすぐな人なのだと思うけれども、
純君ってなんていうか、例えば満男くんみたいに、
曲がってもすぐに軌道修正できる形状記憶合金な人ではなく、
伸ばせばまっすぐになるのだけれど、しかし普段は
ウニョリ~ンとけっこう複雑にこねくり曲がっている針金くん
みたいな感じなのでありますだ。
けれどこの時の純君は、ほぼまっすぐっぽい。
キュイイ~~ンってなっちゃうくらい、純だよ~じゅ~んっ!
だから北の国から全体を振り返る形で、
この時の純君を見返してみると、
なんか切ないなぁペンチくん・・・泣いちゃうぞぉ、
となってしまうのでありまする。
人の人生には、生活という地盤の上で、
どうしても踏んでいかなければならない
道標の選択というターニングポイントが
その時々に目の前に立ちはばかってくるわけだけれど、
黒板純君という人は、なんていうか、
「ターニングポイント集めすぎて悩み期限有効切れ」
となってしまった、どすこい人生迷子くん、なのかなぁ~、
と私は思ったりするらしい。
小学生の時に、ほぼ同時期に見始めた
満男くんと純君だったけれども、
どうして満男くんだけにグググ~ンと惹かれて、
純君にはそれほど強くは惹かれなかったのか、と考えると、
純君という子は、自分にとっては、
いやになっちゃうくらいリアルな子供だった
からかもしれないですだ。
子役=やたらと結局純粋だよパトラッシュ、という
それまでの概念をふっとばしちゃって、
「なんだよこいつってばよぉ~」
と本気レベルでやきもきさせちゃうリアルさでもって
グサグサ人の弱みに切り込んでくる、いわば
「必殺汚れ子役」だったのだと思われ。
満男くんもとってもリアルな子だったけれど、
彼のリアルさは、もっとこう、
笑って食べて眠れば日はまた昇るリアル少年、
みたいな開放感があるわけで。
しかし純君のリアルさというのは、なんというか、
「ギュウ詰めであります」
という、圧縮布団みたいな息苦しさが
そこに感じられてしまうわけであり。
純君の弱み、卑屈さ、ずるさを目にすることによって、
そっくりそのまま自分の内面に潜むそういった要素が、
ムギュムギュギュ~ンと大詰めパックで大放出、
って曝け出されてしまっていたから、純君を見ると、
酸欠状態の金魚くんみたいになってしまっていたのだろうな、
と思われるわけでありますだ。
初恋の時の純君は、そういった酸欠感がない。
さらっとした初雪みたいな人だったっス。
そこに今まであったものを、全て広く白く覆いつくして
新しい世界を築いている感じでごわした。
なのでぇぃ~、よけいぃ~、切ないでありますだぁ、うぅ。
もうみっともないくらい、ぶぉわぁ~~~~っと
涙鼻水大放出になってしまうでありますよ~、
この時の純君を見返してみると・・・。
拝啓、森昌子様。。。
せつないのぉ~。なにが切ないって・・・。
若気の××
うふふ☆
wind-mountainさん、こんにちは~!
wind-mountainさんのブログ、今日も笑って、泣いて、読ませていただきました~。
そう言われると「初恋」の純くんには「ドキドキしていた!」であって、
リアルな苦しさって少なかったかもぉ~。
あのね、今でも「北~」見ると、青春時代の自分にタイムスリップしちゃうのです~。
そういう気持ち、wind-mountainさんだったら解かってもらえますよね~。
そうそう、三万円?一枚増えてる~!?
そっかぁ、泥のついていたのは二万円だったんだぁ。
私ったらず~っと三万円で記憶していたのぉ。
ご指摘ありがとうございました~。
初恋の時の純君を思い出すと
切ないでありますねぇ・・・。
ほんとに、切ない。
さくらさんの「タイムトリップしちゃう」っていうお気持ち、
よぉ~っくわかりますよぉ~。
純君と同時期に青春してたんだよな~、って思うと
なんか余計キュイ~ンってしちゃうの。
青春でありましたよねぇ~・・・しみじみ。
楽しいコメント、いつもどうもありがとう