月のカケラと君の声

大好きな役者さん吉岡秀隆さんのこと、
日々の出来事などを綴っています。

満男くん、ひと秋の恋

2007年07月22日 | 山田監督作品



拝啓恵子ちゃん、

「男はつらいよ」第47作目のサブタイトルは、
「拝啓車寅次郎様」と、その名をフルネームで拝啓しているわけですが、
しかし拝啓恵子ちゃん、
君の苗字は一体何だったのか、どうしても思い出せない私は、
やはり純くんより満男くんっ子だったのだと思われ。

今日も空が綺麗です。


日本は梅雨がもうじき明ける頃でしょうか?
ロスは、ど根性はいった暑さと乾燥で、私のお肌は
旱魃状態であります。

しかし私の心は、時に観る満男くんで潤いたっぷりヒアロル酸。
そんな潤い浸透率120%の満男くんの中でも、
特に潤い率が高いのが、
42,43,44,45,46,47,48作、
って満男シリーズ全部じゃんかよ~。

この満男くんシリーズでありますが、
吉岡くんの成長自体に目を向けると、回を増す毎に、
その美しさも比例増加していく様が見れるという、
ドキュメント美の進化記録・柴又バージョン、でもありますだ。

特に私にとっての、45~48作目でのヒデタカくんは、
艶っぽさ艶ってキラキラ~ンのキラキラお艶さんでありあます。

そんなキラリン艶々吉岡くんに包まれた満男くんは、

羽交い締めにしたいっ、とぅあっ!!!



であります。  


「男はつらいよ」第47作での満男くんが、
やわりんとひと秋の恋をしてしまうのは、
旧家育ちのお堅い菜穂ちゃん郵便局員。

満男くんは、芯がしっかり一本通っている
HB鉛筆のような子が好きなようであります。

大学時代の先輩に招かれて、滋賀の長浜に出向いた満男くん。
祭りの準備の喧騒の中、先輩の実家である旧家に通された
満男くんでありますが、そこはやっぱり満男くんでありまして、
ただでは廊下を歩かない。いや歩けないのかもしれない。
やはりスルリンっと廊下を滑っての自然満男現象を起こしております。

んがしかし、これはあくまでコケ前座。

居間だか客間だかでお昼寝中の先輩の妹さん菜穂ちゃんのお顔を、
思わずホヤ~っと吸い寄せられるように見つめてしまった満男くんは、
ひと気に気付いて目を覚ました菜穂ちゃんの大騒ぎによって、
コケるぜ満男っ、背面バージョンだ、新技っ!

しかし「痛いよぉ~」と情けねぃ声で言いながら、
手で痛みを押さえている場所は、何故か額・・・・。
その後、絆創膏も額に貼っております。

何故なのだ・・・・・・満男くん?

何故に背面落ちして額に傷が?
首が360度自由自在に回るのですか、って、
それじゃ~まるでロボコンみたいでねぇですか。
何故なのだろう? 
何故といえば、何故にこの作品でのチミは、
一矢チックなTシャツの着こなしなのだ? 
ありがとう。

この作品の満男くんは、意外な面が沢山見れるでありますだ。

ツンツンしちゃいながら、それでも満男くんに
町を案内するお怒り菜穂ちゃんに対して、
仕舞いには満男くんの方も思わずプンプンッ!
おぉ、女の子にプンプンッしたぞっ、満男くんっ。
これはお珍しいっ!
しかも菜穂ちゃんを置いて、一人でとっとと帰っちゃうし。

泉ちゃんにはぜぇ~ったいに出来ないことだよね、満男くんってばよ。

意外と男っぽいんだねぇ~満男くん、と思った矢先に、
しかし突然登場ハスキー犬くんにバウバウ吠えられへっぴり腰。

あぁやっぱりチミはいつまでたってもヘイヘイホ~・・・・・。

けれどもそこはやはりミスター甥っ子・諏訪満男。
さすがのくるまやエースだヘタレくん!
チミはどうしようもないくらいのヘタレだけれども、
しかしどうしようもないくらいのイカすヘタレのヘイヘイホ~だっ!

このワンチャンどっきりヘタレアクションによって、
菜穂ちゃんの意固地さを瞬時に取り払ってしまってしまうのだ、
おぉやはりチミはどこまでもいっても寅の甥っ子、遺伝じゃの。

そしてその後、満男くんと菜穂ちゃんは仲良くカフェでお茶しとります。
菜穂ちゃんが自分のお兄さんのことを、
「専務なんて肩書きだけや。何にもせんむ~。」
などと、ほんまもんの専務がかましたらオフィス中を瞬間冷凍させてしまう
ようなギャグで二人はアッッハハハハァ~♪





ここで菜穂ちゃんは、満男くんが、自分のお兄さんによって
長浜に招かれた理由をさりげなく聞き出しておりますが、
って、ちょいと待ってくだせぃ、山田監督。
ここでの会話でありますが、
一体、
いつ、
どこで、
どないしてどのようにどうやってどうしたら

満男くんは大学時代に野球部員だったのでありますかっ?!!!!

どっしぇ~~~~~~~~~~っ、の
衝撃新事実で目からコンタクト、ポロリ。

知らなかったでありますよ・・・・・というか、
気付かなかったでありますだ・・・・というか、
一体どうすれば気付けたのでありまちゅか、
満男くん大学時代野球部所属の隠された事実・・・・。

高校の時は、というか確か中学の時から、
吹奏楽部に所属していたのではねぃのでしょうか、満男くんってば?
いや確かに、ちびっ子の時は、よくバットとミットを抱えて
「行ってきまぁす」または「ただいまぁ」とさりげに言いながら
画面隅っこに出たり入ったりしていた満男くんでありましたが、
しかし、思春期に入ってからの満男くんは、音楽っ子だった記憶が・・・。

なのに大学でいきなり野球部員とな?
魔が差したのだろうか、満男くんよ。 

チミの大学時代は、
「バイトも余暇も全ては君のためさ泉ちゃんシャバダバダ~♪」
なのではなかったのでねぇですか? 
しかもポジションがピッチャーって・・・オイオイ・・おいおい
おいおぉぃお~ぃおぃおぃおぃ・・・思わず泣けてきてしまいました、監督。

満男くんよ、チミは一体いつ野球部の練習に参加していたのです? 
君のお部屋には、いつ何時も野球を匂わすものは何も無かったはずだ・・・。
そりとも、野球部員だなんて肩書きだけや、何にもせんむ~、アッッハハハハァ~♪
だったのですか?
そりゃ~、万年補欠だわなぁ。

でもその菜穂ちゃんとの会話中、
「オレ? オレねぇ、ピッチャ~」
って言いながら、スイッハラリ~と投球ポーズする仕種が・・・・
万年エースだっ、出たよ必殺ハンドホワイティー!

なんてエレガントな表情を持つお手てくんなのだ・・・。
しかも品よく流れるような色気がある、おまけにとことんホワイティ~。
そんなチミの手に白魚くんたちもヒレあげ間違いなしだよ、ヒデタカくん。
手タレでも十分食べていけまっせ~、旦那ぁ。
いつかその美しいお手をフル発揮で見れるような、
指揮者の役を演じてもらいたい・・・。

そしてやっぱりそのお手てくんには野球のボールなんかより、
キーボートを弾いたりして繊細に手を動かしていることの方が似合ってるよ~。
野球部なんかじゃなくて、あやとり部とかだったら
全国制覇間違いなしだったのに・・・・オバカさんね、満男くんったら。
(☝オバカなのは間違いなく私のほうだった・・・)。


さてそんなこんなで(ってどないやねんな?)
急速に仲良くなった満男くんと菜穂ちゃん。
祭りの夜に、菜穂ちゃんが、自宅の客間にいる満男くんのもとへ
柿を盛ったお盆を持ってきますが、そこで菜穂ちゃん、
満男くんのうたたね顔を発見っ! おぉっ!!!

もうダミだ・・・。

可愛すぎる・・・その寝顔・・・・・満男く~ん・・・・・吉岡く~ん・・・
ヒデタカく~ん・・・・・要するにヨシオカヒデタカく~ん・・・

すっきやでっ!(←発作であります。)

もし私がその場にいたら、(ってまた「もしものコーナー」であります)
ササっと、うたた寝している満男くんの目の前に正座して、
その寝顔をじぃ~~~~~~~と見つめながら、(←って怖いぞ・・・)


うたた寝の  隣の客は  よく柿食う客だ
                             字余り


なんてため息交じりに一句詠ってしまうよ。 (←もう救いようがない・・・)


それにしてもなんて無垢な寝顔・・・。
スヤスヤミッキーみたいな寝顔でねぇですかぁ。
そんでもってうっすらとお目めを覚ます様が、どっ

ツボッ!

だぁ~~~~~~、もうっ、タックルしたいっ!
どこまで可愛いへたれっちぃ~なのだぁ、チミって人は、満男く~ん、
すっきやでっ!!!!  (←また発作・・・)



って、だみだぁ・・・・
満男くんのことを書いていると、突き抜けてばっかりで、
書きたいことの半分も書かないうちに、すでに
長文すぎる長文になってしまったとです・・・。

お付き合いくださってありがとうございましたぁ。
つづきはいつかの後日ということで、
てけてん、
でございます。

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