令和3年10月27日(水)
広島神楽定期公演、10月2回目の公演
本日27日は、三次市から起こしの「茂田神楽団」様の「滝夜叉姫」。
腰が抜けるほどの最高の舞、広島近隣にはない!
こんな素晴しすぎる神楽公演は他には存在しないと言っても
過言ではない。
上演に先立って5分前に団長様からご挨拶があり大らかで低頭なお方である。
180年前から神楽は伝わっているとか言われていたようで流石茂田神楽団様。
上演がはじまると最初の奏楽の笛が響き渡る。どこの神楽団問わず同じだが
何と驚いたことはその「笛」自体の音色に驚いた。
この数分間写真を取らず女性の笛に没頭し、釘づけ状態。
素晴しいとしか言いようのない最高の音色だ。本当は記録撮れるものなら
デジタルレコーディングしたいぐらい。吹奏楽や管弦楽で「音」にうるさい私でさえ
今までのイメージがひっくり返るぐらい。非常に澄み切ったノイズのない臨場感
あふれる女性の笛からでる音域はただものではない。上演の「滝夜叉姫」も
素晴しいがこの笛に支えながら大太鼓など上演が盛り上がる。
十分見応えある上演の茂田神楽団様。
茂田神楽団様の故郷、君田村といわれるが帝釈峡の方かな。
イノシシやクマが出没する地域かな。機会があれば君田村に行って観たくなる。