近くのおっちゃんと話してた。
おっちゃん、ふと、黙り込むと
憂生の顔をまじまじ覗き込む。
「なんや?おっちゃん?憂生に気ぃあるんか?」
は、相変わらず相手かまわずの憂生の減らずくちであるが・・・。
ま、おっちゃん相手にくらべると、
おばちゃん相手の時がかわいいかも?しれん。
「なんやあ?てれるやろ?みつめなや・・」
ま、そんな話は棚にのけといて。
おっちゃんは、いいだ . . . 本文を読む
昨日のことや。
公彦の事務所にいった。
こっちの顔見た途端、
「おお、待っとたで!そこに座って待っとってくれ!」や。
こら、ちょっと、またんかい!
待っとったんやろ?
何で、まだこっちをまたせるんや。
ま、まま、ま。
と、手で合図をよこしておいて、事務の姉ちゃんに
「あ、濃い目の珈琲いれたってや」
って、妙なところでよくきがつく。
珈琲運ばれて、飲 . . . 本文を読む
ひさしぶりに、キャメル のスノーグースをてにいれて、きいている。人によっては、ポール・ギャリコの『白雁』を読んで、何らかのきっかけでキャメルのコンセプト・アルバムに手を伸ばした人もいるだろうが、憂生は友人の推薦でキャメルの『スノーグース』をきいて、はまった。そして、いまさらになって、ポール・ギャリコをしらべてみた。まず、大きく出てくるのが映画「ポセイドン・アドベンチャー」の原作者であるという事であ . . . 本文を読む
なにせ、車が怖いにゃこである。
最近になって、道路を横切るようになった。
が、だんだん、ふてぶてしくなる。
飼い主に似るというから、ここはいたし方がないが、
あまり車が通らないことを良いことに
道路でごろりん、ごろりん。
ばか者。
苦々しく思って、見ていれば . . . 本文を読む
相変わらず、ここでも割り箸が活躍していたのであるが、
過日の夜中。
むかでがあらわれ「こんばんわ」
ちが~~う!!
けして、そんな悠長な状況ではない。
ムカデの存在に
目を覚ますと、同時に、
憂生はダッシュ。
台所に割り箸をさがしにいく。
こんなときほど、
7・11の
「割り箸いりますか?」
に、素直にうなづいた自分をほめてやりたくなり、
さらに、もらった割り箸は使わず
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黒さんは無類の子供 好きだ。
おまけにいかつい顔してるってのに、子供もふしぎとなつく。
子供がなつくくらいだから、動物も黒さんになつく。
気持ちのやさしいひとだから、邪気の無い者ほどよくわかるんだろう。
この黒さんが友人ところにいった。
「でな。犬をかってるんだけど、1匹、獰猛なのがいるから、玄関 をあけるな。
俺がむかえにいくって」
と、伝言をもらっていたそうだ。
で、黒さん。友 . . . 本文を読む
何もかもお前の誤解じゃ。
そも、最初、お前が妙なことにこだわるのがおかしい。
嘘をつくなら、つきとおせ。とも、いおう。
自分の良心の呵責に絶えかねて
事実をさらけてみせても、
解決にはならん。
なぜなら、そんな事はちっともこっちはきにしてないからだ。
いつか、憂生は師にいわれた。
投網をうとうとして、
何かの風でうんわるく、
投網に自分がかかってしまう。
そして、もがく。
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さるお方のブログの中の言葉ー追体験ー因縁・カルマの納所という考えににている。憂生の白蛇抄の中で、政勝は陰陽師に言われた言葉を考える。ー因縁、通り越すーと、いう言葉である。これが、わからない。そこで、櫻井に尋ねる。すると、櫻井は「貴殿の家は代々、男子ひとりしかうまれない。そこで、男子ひとりしかうまれなければ、因縁通り。もうひとり、男子が生まれれば因縁通り越した。ということではなかろうか」よく、わから . . . 本文を読む