―洞の祠― 白蛇抄第16話
28まで、掲げましたが
長いwwww
黒白対決に
もっと、簡単に決着つけてもよさそうなのに
付けられない。
最初(白蛇抄 第3話くらいか・・)から読んでいてくださる方には
周知の事。あるいは、記憶されてるか。
洞の祠 の きのえ の魂を二つに分けることで、
黒白対決を納めるわけだけど
二つに分けられた 魂は 以後、双生としてうまれ
片一 . . . 本文を読む
前回応募作の「白蛇抄」同様、やはりこれらの作品にも「憂生ワールド 」と呼べる物が確固として存在している。
細かい心理描写の積み重ねによって織り成す著者の人間ドラマ は、恋愛というテーマを掲げながらも、決してそこだけには留まらない。とりわけこの三作品《蛙・・他)に関しては、「人間」と云うものを真っ直ぐ見据え、人が生きるという事を誠実に問う姿勢が終始貫かれており、静かな感動に満ちている。
● まず . . . 本文を読む
場面がよく変わる作品だったけど転換のタイミングが良い。
何よりもカメラワークがよく、監督の計算付くに舌を巻かされ、目にも映像 は秀逸だった。
珍しく最後まで観てしまったついでに監督の名前を探した。・・・アッテンボロー。
彼のほかの作品に何があるかは知らないが、名前はよくきく。
大御所であるのも知っている。に、してもきれいなカメラワーク。
上手な場面転換と恋の心理を駆け引きに映像 . . . 本文を読む
ようは、お岩さんであるが、題名が意表を突いていたので、チャンネルを開いた。画面のムードに独特のものを感じ見続けていた。お岩さんが、小雪であったのも、良かった。映画が持つムードーにあう。そして、憂生は日ごろから、この人は美人だとたたえていた。最初に見たときのせりふかから、すぐに、独自の解釈であることがわかった。お岩さんの形相は、はじめからという設定になっていた。これも、新しい解釈である。そして、その . . . 本文を読む
男の自慢話。この言葉から二つの映画を思い出す。
一つは。リーサル・ウェポン
犯人との格闘などによる傷跡を自慢する。だが、負けじと自慢を繰り広げる相手が女性であるので、男の自慢話と言い切れない。
むしろ、この後の二人の会話のほうが純然たる男の自慢話といえるだろう。
「さて・・・七回の裏に・・いくか」ってのだが・・・・。お二人がどういう格闘をなさってるかは想像に任せるが。念のために言っておくが . . . 本文を読む
ずいぶん、前に書いたものですが、今回の地震のことでも、
恩恵を受け取った事すら知らない
と、似たパターンのものを感じます。
別件で、カテゴリをつくって、ぶつぶつ、書いていますが、
PDSTに配慮しない報道陣のあり方や、
見た目だけの問題にとらわれ、「ひとつにまとまる」ということを棚上げしてしまう自己主張など、
どこかで、たとえば靖国神社参拝への反対意見などに教唆される洗脳状況ににて . . . 本文を読む
最近になって、マッカーサーと天皇だっけ?なんらかの本がだされて、
その中でマッカーサーは日本を占領国にせよ(天皇も処刑せよとか・・)と本国から指令をうけていた。
と、いう話があったと思う。
だが、実際問題、現場仕事は現場のものじゃないとわからないというのと同じで、天皇を処刑に課した日には、どういうことになるか、一番わかっていたのが、マッカーサーであったと思う。かといって、そのまま、天皇を . . . 本文を読む
おもしろい記事を見つけた。
イエス・キリストの教えは仏陀の教義に類似しているという。
キリストが、仏陀の教えを吸収したという考えは
なんと、ショーペンハウェルが最初に唱えたという。
それは、なんの確証もないのだが、教えを比較して、
哲学者であるショーペンハウェルだからこそ、見えてきたものであろう。
ところが、キリストがエジプトに逃れたとされる12歳からの . . . 本文を読む
アマロは、如月童子に拾われる
でも、かいたのですが・・・
如月童子に救われて?
そのまま鬼と暮らせるだけの、通り越しが無いといけない。
性格ももともと、強い物をもっていて
その通り越しが拍車をかけるとともに
諦念ももたらす。
複雑な設定(通り越し)を考えなきゃいけない。
ただただ、
アマロを如月童子に拾わせ
そのまま、暮らしていける
だけの、ア . . . 本文を読む
伊吹山には鬼が居る。人はそれを高麗童子と呼んでいる。高麗とは外つ国の事である。うすく青い瞳を持ち、ちじれた髪は僅かに異種の血である茶色を呈していた。其の容貌を垣間見た人は高麗童子と彼を呼んだ。これが、大台ケ原から居を移した光来童子であるとは、知る人はいなかった。
「かなえ」心に刻んだ思いのままを口に乗せると童子は空をあおいだ。瞳は空の色を移したかと思うほどに青い。双眸に浮かぶ一抹を孤独と呼ぶ。葵 . . . 本文を読む
アマロは英吉利のケジントンにくらしていた。伯爵の爵位の通り、絢爛な生活は裕福としかいえない。このアマロが、ケジントンからリバプール行きの船にのったのは、年老いた母の病の報をしったゆえである。アマロは三日の船旅の後、母にあえるはずであった。家に残した七つの娘と五つの息子の事がきになったが、長の別れではない。この後には長の別れになるだろう母に、せめて一目合いたいと、アマロは単身、故郷に赴く法を船旅にし . . . 本文を読む
「さて・・・」男がアマロを見る。目はもう一度上から下までアロマを舐める。「お前の心がけ次第だが。他にやるにはおしい・・」アマロの美貌をして、アマロを独占したくなると男はもらした。だれかれお構いなく伽の相手を勤めるよりは、この男だけの女で居た方が良いだろうと、男はアマロをなだめてみたのか、おどしてみたのか。「どっちにしろ・・」答えかけてアマロはやめた。陵辱にかわりはしない。こういえば、男の癇がたつ。 . . . 本文を読む
ロァの横をすり抜けた女に惜別の翳り一つも見せぬまま、ロァは新しい女を部屋の中に迎え入れるに大げさすぎる礼を見せた。ドアのノブを押さえ大きく開くと、胸元に左手をあて、右手の平で部屋の中へどうぞとアマロをいざなう。「公爵夫人。どうぞ、中に」もちろん、今あったばかりのロァがアマロの身分をしるわけはない。多少なり着衣の品が良く、その好みもアマロの気品につりあうものであった。アマロの外見上をいうか、あるいは . . . 本文を読む
「ロァ」居高々に呼び捨てにしてみせると、一気にいいつのってみせた。「私は、公爵夫人ではありませんことよ。伯爵夫人でしたの。もっとも、海賊風情の愛人に身をおとすのですから、どちらでも、よいことですけれど」棘のある言葉をぶつけられたロァは、怒るかと思った。だが、「おまえは、俺を充分にそそる女だ」男にこびることない、女の自尊心の高さをしてロァはいう。「俺は鼻っ柱の強い女を、こいつでくみしく男だ。それを今 . . . 本文を読む
「おや?おきたかね?」ドアを開けて入ってきたロァはアマロにわらいかける。女を牛耳った男の余裕がただようと、アマロはさっき伯爵夫人の名にあらぬ自分の変貌ぶりをおもいかえさせられていた。思い返しても身の毛がよだつはずであるのに、アマロの膚は赤らみ上気のさまをあらわしはじめている。「ふん?」女の中におきた変革が何を物語るか、嫌と云うほど、女を女に替えてきたロァには、語るに落ちたアマロの主張である。「お前 . . . 本文を読む